あさりのみそしるダイアリー

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【Jetson】L4T 32.5.2 / L4T 28.5 がリリースされました(セキュリティ修正リリース)

日本時間で昨日ごろ、NVIDIAよりJetson - JetPack のセキュリティ修正リリース「L4T 32.5.2」「L4T 28.5」がリリースされました。

forums.developer.nvidia.com

 

Jetson AGX Xavier, Xavier NX, Nano, Nano 2GB, TX2, TX1

L4T 32.5.1 アーカイブに、32.5.2のドライバーやソースコード、ドキュメント等が公開されています。

developer.nvidia.com

 

Jetson TX2, TX1

L4T 28.5 がリリースされています。

developer.nvidia.com

 

 

なお、今月中にJetPack 4.6のリリースが予定されているため、JetPackの中身についてはL4T 32.5.1 から変更はありません。

developer.nvidia.com

 

 

セキュリティ修正の内容は下記に記載されている最近の項目です。

www.nvidia.com

 

機能面での変更はないので、個人ユースだとあまりアプデのメリットはないかもしれませんが、セキュリティアップデートの適用が推奨される場合には確認しておきましょう。

【Jetson】Jetson Nano 2GB開発者キットを買うと、おまけがついてくる話

現在菱洋エレクトロ株式会社では、NVIDIA Jetson Nano 2GB開発者キットを購入した方で、キャンペーンに申し込みをした先着100名に、書籍「Jetson Nano 超入門 改訂第2版」をプレゼントするキャンペーンを実施しています。

 

ryoyo-gpu.jp

 

Jetson Nano 2GB開発者キットは、標準の「Jetson Nano」のメモリを半分に、またキャリアボードのインタフェースのいくつかを削減して価格を抑えた、これからIoTをはじめてみたい、機械学習をはじめてみたいといった方に適した商品です。

GPU(CUDA)が載った Raspberry Pi と言えば分かりやすいかもしれません。

www.asarinomisosoup.com

 

今回のキャンペーンは、菱洋エレクトロでJetson Nano 2GB開発者キットを購入すると、入門者向けの書籍がもらえるものです。

 

 

この書籍自体も、3,000円するものなので、これがおまけでついてくるとなれば、非常におトクなこと間違いなしです。

 

Jetson Nano 2GB開発者キットは、現在菱洋エレクトロにて税込6,820円で販売されています。クレカ決済のみ利用可能です。

製造業の方など、仕事上で取引したことのある方も多いかと思いますが、本商品に関しては少なくとも、個人でも購入可能になっています。

 

 

Amazonでは9,000円近い値段で販売されているほか、秋月電子通商では現在は菱洋エレクトロと同じ値段で販売されているものの、次回入荷分より税別で1,000円値上げされることが予告されています。

akizukidenshi.com

 

キャンペーン対象になるのは先着100名で、キャンペーン自体も6月10日から実施しているのでもう1か月以上経過しています。

今から買っても対象であるかどうかについては、キャンペーン申込自体は可能で、キャンペーンページ上でのアナウンスも無いとは言え、もしかしたら打ち切られているかもしれないので、キャンペーン目当てというよりかは、すでに終了していることを覚悟の上で買うのがいいかもしれません。

 

とはいえ、少なくとも秋月電子通商において、将来的に値上げされることが予告されているJetson Nano 2GB開発者キットに、もし必要性や興味を感じているならば、今から買うことが得策であることは間違いなさそうです。

ちなみに私もキャンペーンに乗じてもう1個買っちゃいました(`・ω・´)

 

注意点としては、ACアダプタやmicroSDカード等は別途用意しなければならないということです。

Amazonを見ると使えないACアダプタが提案されてきますが、2GB開発者キットはUSB Type-Cで給電するので、バレルジャックのACアダプタは使用できません。

私は以下のACアダプタ(USB Type-C充電器)を使っています。ちょっとデカいですが、追加のType-A給電ポートも付いているので便利です。

 

 

Raspberry Piと同様、OSイメージをPCを使ってmicroSDに書き込みます。

 

 

あとはマウス、キーボード、ディスプレイ、HDMIケーブルがあれば動作します。

LANケーブルを接続すれば、通信も可能です。

無線LANやBluetoothといった無線機能を内蔵していないため、WiFiに接続したい場合は、少なくともUSBの無線LANドングルを購入する必要があります。

▼左のアイオーデータの方は、私が手元で使った実績のあるものです。

 

 

力のいる処理をするならば、ファンもほしくなるかもしれません。

 

 

2GB開発者キットに対応したケースは、値段の高いものしかないので、まずはさわってみて、気が落ち着かなかったら買うなり100均で適当なものを調達・加工するなりすればいいでしょう。

 

だいぶ話が逸れましたが、もしかしたら書籍がゲットできるかもしれない本キャンペーン、気になった方は買ってみてはどうでしょうか?

購入後の申し込みは忘れずに!

書籍は8月より順次発送予定とのこと。

シリアルナンバーは、Jetson Nano の緑色の箱に記載されていますが、それを入力することが正しいのかどうかはちょっとわからないです。私はこれを記入しましたが(ほかにシリアルナンバーの記載はないので。)

 

 

ロードマップとしては生い先も短いJetson Nanoシリーズですが・・・

www.asarinomisosoup.com

 

AIを得意とする小型で安価、そしてパワフルなIoT機器としての立ち位置は、しばらくは揺るがないのではないでしょうか!?

 

おわり。

【プログラミング】TypeScript 4.4 Beta がリリースされました!

記事を書く日と書かない日の緩急がアレで、今日はここ数時間、1本/時間の頻度で記事をあげちゃってますが、たぶんこれが最後です。

 

TypeScript 4.4 Beta版がリリースされました。

devblogs.microsoft.com

 

私も最近勉強し始めているTypeScriptですが、今回リリースされたのは、8月下旬(24日)に予定している正式リリースに向けたベータ版になります。

github.com

 

C++/C#ばかりやっているとあまり見慣れない書き方をするので、完全に見よう見まねで私はやっているのと、たぶん4.4が出たところで新しい言語機能をすぐに使うこともないのですが、ガチ勢にとってはいろいろ楽しみな部分もあるのかもしれません。

 

内容について、私の頭が足りないという理由で、ここではあまり触れられないのが残念ですが、またいつか本ブログでもTypeScriptのアレコレについて語れる日がくればいいなと。

まぁ、仕事で使い始めているということで、うん、やらねば。(´・ω・`)

【プログラミング】はてなブログにソースコードを埋め込む

GitHubの「gist」機能を利用すると、はてなブログに容易にソースコードを埋め込むことができるそうです。

 

まず、GitHubのアカウントを作ります。(すでに持っていればスキップ)

github.com

 

画面右上の「+」から「New gist」をクリックします。

f:id:asarinomisosoup:20210704154015p:plain

 

貼り付けたいプログラムを書きます。

f:id:asarinomisosoup:20210704154054p:plain

 

書いたら、右下のボタンをクリックしてgistを作成します。

リンクを知っている人だけが見れるようにするには「Create secret gist」、誰でも見れるようにするには「Create public gist」にします。

後述の方法ではてなブログの記事に埋め込む場合は「Create public gist」を選択します。

f:id:asarinomisosoup:20210704154744p:plain

 

作成しました。

画面右上のテキスト欄を「Share」に変更し、URLをコピーします。

f:id:asarinomisosoup:20210704154312p:plain

 

はてなブログの記事編集画面で、編集サイドバーに「Gist貼り付け」を追加します。

f:id:asarinomisosoup:20210704154419p:plain

 

編集サイドバーから、Gist貼り付けのボタンを選択し、GitHubユーザー名を入れて連携します。

f:id:asarinomisosoup:20210704154442p:plain

 

作成したgistが出てきました。

f:id:asarinomisosoup:20210704154834p:plain

 

▼埋め込みました。

hello gists

 

編集画面上ではこうなっています。

f:id:asarinomisosoup:20210704154932p:plain

 

これで、ちょっとしたコードを埋め込みたいときもらくちんですね。

おわり(`・ω・´)

【プログラミング】GV-TRC/USB SDK for C# をGitHubに移行しました

アイオーデータがUSBハードウェアエンコーダ「GV-TRC/USB」向けに公開していた、C++用SDK「GV-TRC/USB SDK」について、以前、C#ラッパーライブラリを本ウェブサイトにて公開していました。

www.iodata.jp

www.asarinomisosoup.com

 

特に誰かからアクションがあったわけではなく、また自分が使おうとしたわけでもありませんが、Yahoo!ジオシティーズ閉鎖後、ライブラリをダウンロードできなくなっていたので、せっかくなのでと思い、GitHubにソースコードごと移行しました。

⇒使用するウェブサービスの整理のため一時的にクローズしました。

 必要な場合はコメント欄よりご連絡ください。

 

3年ぐらい前に「GV-TRC/USB」自体の販売が終了してしまい、今はほとんど流通していません。フリマアプリなど中古市場には出ていますが、あまり出回っていないのか、入手性は悪いです。

私も手元に2本ありますが、まず使わないですね。ふつうにPCでエンコードできちゃうしね。

ということで、使う方がどれだけいるかは分かりませんが、とりあえずの成果物としてどうぞ。

 

なお、本ライブラリに関してアイオーデータはノンサポートです。

何かあれば、この投稿のコメント欄にお寄せください。

GitHubの方はあまり見に行かないので、投稿があっても放置してしまうかもしれません(´・ω・`)

【IDE】Visual Studio 2022 Preview版をインストールしてみた

巷ではWindows11の話題で持ち切り(?)ですかね。

タスクバーが下固定らしく、おうちでは右派な私もこれには黙っておれませんな?

f:id:asarinomisosoup:20210627222810p:plain

 

はい(´・ω・`)

まずは解像度入り乱れてるお前んちのディスプレイ環境見直せやですね、わかります、お金ください。

 

4Kディスプレイ(1,2)と2Kディスプレイ(3,4)が混在していて、タスクバーを下にしていると3から2の下にマウスカーソルを移動させなくてはならないので、2の右端にすることで3からマウスを右にブンと動かせば壁にぶつかりますので、そこにタスクバーがあるとちょうどいいなって行き着いたのがコレです。

 

 

ま、そんなことはどうでもよくって、Visual Studio 2022 Preview版が公開されました。

もうしばらく前の話になってしまいますが。

visualstudio.microsoft.com

 

大きな変更点は、

1.Visual Studio 自体が64ビットになった

2..NET 6 をサポート

3.IntelliCodeが頭良い

の3つです。

 

今までのVisual Studioは32bitアプリだったので、メモリ使用量などリソース上の限界があり、たとえばたくさんのプロジェクトを含むソリューションを開くのに難があるなどの問題がありました。

これが64bitをサポートしたことで、ユーザーが感じるストレスが軽減されることが期待されます。

64bitがサポートされるというのは正しくなくて、32bitがサポートされなくなるという感じだったかな?

64bit版のVisual Studioでも32bitアプリをビルドできますが、お使いのPCが32bitだとVisual Studio 2022を使った開発はできないということになります。Windows11自体が64bitのみのサポートと言う事なので、先を見れば当然の流れなのかもしれません。

 

 

2番目の「.NET6」は、.NETアプリ開発における重要なフレームワークですが、特に大きなところとしては、まうい~こと「MAUI」があります。

Multi-platform App UIは、WindowsかMacか、PCアプリかモバイルアプリかを問わず、そういったOSやハードの垣根を越えて、単一のプロジェクト、単一のコードで複数のプラットフォームで動作するアプリケーションを開発できるようにしようというものです。

UIまわりでは、レガシーなWindowsアプリケーションでも新しいWindowsOSのUI機能を持ち込もうとする「Project Reunion」も注目しています。こちらもまだしばらく時間がかかりそうですが、先がたのしみですね。

github.com

 

 

3番目は実際に使ってみないと分からないと思いますが、コード補完で補完してくれる領域が広がったというか、「そこまで補完してくれるんだ!?」みたいな感じにとらえておけばとりあえずよさそうです。たぶん。

 

 

現在は英語のみですが、Visual Studio Community / Professional / Enterprise のいずれのエディションでも2022プレビュー版を体験できます。正式リリースまではいずれも無料で利用可能です。(Community版は正式リリースも無料)

金曜日に、プレビュー1.1版がリリースされています。テストエクスプローラーの実行がクソ遅かったのを修正したそうです。

docs.microsoft.com

 

ダウンロードはこちらから。

f:id:asarinomisosoup:20210627224521p:plain

 

自動的にインストーラーのダウンロードがはじまります。

f:id:asarinomisosoup:20210627224545p:plain

 

インストーラーを実行します。

ユーザーアカウント制御画面が表示されるので「はい」をクリックします。

f:id:asarinomisosoup:20210627224625p:plain

 

ダウンロードとインストールがはじまります。

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インストールするものを選択します。

とりあえず「.NET デスクトップ開発」と「C++ によるデスクトップ開発」を選択しました。

2019と同居可能ですが、64bit版になって、今まで2019で使っていたコンポーネントが使われなくなるのか、7GBも容量を食うみたいです。

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インストールがはじまりました。あとで2019も更新しとこ(´・ω・`)

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10分くらいで終わりました。おま環ですが。

ディスク容量もだいたい予定どおりに消費されています。

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起動しました。まだこれだけみても違いは分からないですね。

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どこまで触れるかは分かりませんが、とりあえずインストールまでは終わったので、これ以上のことはまた機会があれば書きたいと思います。

以上。

【Jetson】Jetpackのロードマップの投稿を更新しました。

以前、NVIDIA版Raspberry Piこと「Jetson」に関して、この上で動く「Jetpack」のロードマップについて投稿しました。

www.asarinomisosoup.com

 

その後、NVIDIA公認モデレーターによる興味深い投稿をみつけたので、ロードマップの投稿の方に反映しました。

forums.developer.nvidia.com

 

だいたい、元のロードマップのページに書かれていた内容のとおりですが、最後の方に

NVIDIA plans to offer greater flexibility to customers for selection of Linux kernel versions and third-party Linux distributions on Jetson by increasingly upstreaming Jetson support to the Linux kernel and by collaborating with the Jetson ecosystem. We plan to provide a developer preview of this flexibility in 2022.

とあって、つまりJetpackバージョンに縛られているLinux OSや、Linux Kernelバージョンを、もっと柔軟に選択できるようにしようと計画しているらしく、それが2022年のアップデートで反映されるとかなんとか・・・。

 

デバイスドライバなど、古いカーネルでは動作しないものもあるので、そういう時に最新のJetpackを使いつつ、Linux Kernelはさらにそれより新しいバージョンを使うと言ったこともできるのかな?と期待しています。

今はOSもLinux KernelもJetpackにしばられていて、最新のLinux Kernelを使いたくてもできませんからね。

 

期待しています。