現在菱洋エレクトロ株式会社では、NVIDIA Jetson Nano 2GB開発者キットを購入した方で、キャンペーンに申し込みをした先着100名に、書籍「Jetson Nano 超入門 改訂第2版」をプレゼントするキャンペーンを実施しています。
Jetson Nano 2GB開発者キットは、標準の「Jetson Nano」のメモリを半分に、またキャリアボードのインタフェースのいくつかを削減して価格を抑えた、これからIoTをはじめてみたい、機械学習をはじめてみたいといった方に適した商品です。
GPU(CUDA)が載った Raspberry Pi と言えば分かりやすいかもしれません。
今回のキャンペーンは、菱洋エレクトロでJetson Nano 2GB開発者キットを購入すると、入門者向けの書籍がもらえるものです。
この書籍自体も、3,000円するものなので、これがおまけでついてくるとなれば、非常におトクなこと間違いなしです。
Jetson Nano 2GB開発者キットは、現在菱洋エレクトロにて税込6,820円で販売されています。クレカ決済のみ利用可能です。
製造業の方など、仕事上で取引したことのある方も多いかと思いますが、本商品に関しては少なくとも、個人でも購入可能になっています。
Amazonでは9,000円近い値段で販売されているほか、秋月電子通商では現在は菱洋エレクトロと同じ値段で販売されているものの、次回入荷分より税別で1,000円値上げされることが予告されています。
キャンペーン対象になるのは先着100名で、キャンペーン自体も6月10日から実施しているのでもう1か月以上経過しています。
今から買っても対象であるかどうかについては、キャンペーン申込自体は可能で、キャンペーンページ上でのアナウンスも無いとは言え、もしかしたら打ち切られているかもしれないので、キャンペーン目当てというよりかは、すでに終了していることを覚悟の上で買うのがいいかもしれません。
とはいえ、少なくとも秋月電子通商において、将来的に値上げされることが予告されているJetson Nano 2GB開発者キットに、もし必要性や興味を感じているならば、今から買うことが得策であることは間違いなさそうです。
ちなみに私もキャンペーンに乗じてもう1個買っちゃいました(`・ω・´)
注意点としては、ACアダプタやmicroSDカード等は別途用意しなければならないということです。
Amazonを見ると使えないACアダプタが提案されてきますが、2GB開発者キットはUSB Type-Cで給電するので、バレルジャックのACアダプタは使用できません。
私は以下のACアダプタ(USB Type-C充電器)を使っています。ちょっとデカいですが、追加のType-A給電ポートも付いているので便利です。
Raspberry Piと同様、OSイメージをPCを使ってmicroSDに書き込みます。
あとはマウス、キーボード、ディスプレイ、HDMIケーブルがあれば動作します。
LANケーブルを接続すれば、通信も可能です。
無線LANやBluetoothといった無線機能を内蔵していないため、WiFiに接続したい場合は、少なくともUSBの無線LANドングルを購入する必要があります。
▼左のアイオーデータの方は、私が手元で使った実績のあるものです。
力のいる処理をするならば、ファンもほしくなるかもしれません。
2GB開発者キットに対応したケースは、値段の高いものしかないので、まずはさわってみて、気が落ち着かなかったら買うなり100均で適当なものを調達・加工するなりすればいいでしょう。
だいぶ話が逸れましたが、もしかしたら書籍がゲットできるかもしれない本キャンペーン、気になった方は買ってみてはどうでしょうか?
購入後の申し込みは忘れずに!
書籍は8月より順次発送予定とのこと。
シリアルナンバーは、Jetson Nano の緑色の箱に記載されていますが、それを入力することが正しいのかどうかはちょっとわからないです。私はこれを記入しましたが(ほかにシリアルナンバーの記載はないので。)
ロードマップとしては生い先も短いJetson Nanoシリーズですが・・・
AIを得意とする小型で安価、そしてパワフルなIoT機器としての立ち位置は、しばらくは揺るがないのではないでしょうか!?
おわり。