夏休み中に公開した、Windows向けカメラビューア「WebCamViewer」バージョン1.20aをリリースしました。
約3週間ぶりの更新です。
1.11が1.20になるくらいですから、ある程度の機能追加があったわけで。
今回メインの対応は、USBカメラをサポートしたことです!
[1.20a (2015/9/5)]
# WebCamViewer
・機能追加
- USBカメラ接続機能を追加
- メニューに「バージョン情報」「ヘルプ」を追加
・変更
- メニュー構成を一部変更
・不具合修正
- 特定条件下のエラーメッセージを追加
- 軽微な不具合修正
# WebCamViewerManager
・機能追加
- マネージャー起動時に、選択したカメラのビューアを自動的に起動する機能を追加
- USBカメラ設定に対応
まずは、小さい変更から。
今回、またメニュー構成を変えました。
なんかバージョンアップの度に変えていますが、まだまだ途上なのと、機能追加もあることから、今後も変更の予定があります。ご了承ください。
バージョン情報をメニューから開けるようにしました。
また「ヘルプ」をクリックすると、readme.txtファイルを関連するソフトウェア(メモ帳など)で開きます。
さて、ここからはメインのUSBカメラビューア機能の説明です。
今までの「カメラ設定」画面に、「USBカメラ」ボタンが追加されました。
これをクリックすると、コンピュータに接続されている利用可能なカメラデバイスのリストが表示されます。接続するカメラを選択して「選択」ボタンを押します。
なお、カメラやデバイスの中には、使えないものもあります。
(たとえば、Vulkano flow の「Hava Remote Video Device」「Hava Video Device」は使えません。)
途中でカメラをパソコンに接続した場合は、「リスト更新」ボタンを押すと、カメラリストが更新されます。
カメラ選択すると、カメラURLに自動的に謎の文字列が入力されます。
この文字列は変えないでください。正しくつながらなくなります。
なお、usb:// は、WebCamViewe独自規格です。
(同じ設計で、ネットワークカメラと通常のUSBカメラを判別できるように、この手法を取りました)
「カメラ名」を入力したら、「登録」します。
ユーザー名、パスワードは不要です(プログラム内でもUSBカメラの場合は使用していません。
「適用」を押すと、選択したUSBカメラの映像を、ネットワークカメラと同じように表示することができます。
ただし、ネットワークカメラ(機種による)と異なり、複数のビューアで同時に同じUSBカメラの映像を見ることはできません。
ということで、ネットワークカメラを持っていない人でも、WebCamViewerが「使い物になる」ソフトウェアになるよう、ちょいちょい機能を追加していこうと思います。
ダウンロードはこちらから。Managerも同梱されています。
http://space.geocities.jp/asari_no_miso_soup/blog/app/webcamviewer/WebCamViewer_v1.20a.zip
ネットワークカメラは、Amazonなどで買ってください。
「TS-WLCAM」のみ、動作することを確認しています。
それでは、次回のアップデートをお楽しみに。