夏休み中に公開した、Windows向けカメラビューア「WebCamViewer」バージョン1.22aをリリースしました。
今回は機能追加があります。
1.画像反転
画像を上下/左右に反転することができます。組み合わせることも可能です。
例えば、鏡越しに設置されているカメラの映像を、正しい像で表示したい場合は、この機能を使います。
2.画像回転
画像を回転して表示することができます。
上下逆さまに取り付けているカメラに使う、横に倒れているカメラに使うなどの場合に、正しい方向に像を表示するために使います。
また、現状のウィンドウサイズの設定は、横に広いサイズのみを想定しています。
仮に90度回転した場合、画像はウィンドウサイズにフィットするようにスケーリングされるため、画像の縮尺がおかしくなってしまいます。
その時は、「ウィンドウサイズ指定時に縦/横を入れ替える」を使います。
これにチェックが入っている状態で、例えば「VGA(640x480)」(=横640x縦480)を選択すると、ウィンドウサイズは横480x縦640に設定されます。
これにより、ただしい縮尺で、画像をウィンドウにフィットさせることができます。
機能追加は以上です。
あとは、いくつかの不具合を修正しました。
Managerに変更はありません。
あと、環境によっては、WebCamViewer(Manager)実行時に、実行がブロックされる場合があります。
上のような感じに、「Windows によって PC が保護されました」と出たときは、「詳細情報」をクリックして・・・
「実行」ボタンをクリックしてください。
発行元の認証を通していないことが原因ですが、認証の通し方が分からない(´・ω・`)
悪意のあるコードは仕込んでいないので、安心してください。
[1.22a (2015/9/20)]
# WebCamViewer
・機能追加
- 画像反転(上下反転/左右反転)機能を追加
- 画像回転(回転なし/時計回りに90度回転/反時計回りに90度回転/時計回りに180度回転)機能を追加
- 「ウィンドウサイズを指定時に縦横を入れ替える」機能を追加
・変更
- readme.txtが見つからないとき、ヘルプを選択できないように変更
・不具合修正
- フルスクリーンモードに切り替えた後、他のウィンドウサイズを選択しても、フルスクリーンモードが解除されない件を修正
- カメラ設定を上書き適用できなかった件を修正
- ウィンドウを移動可能な設定のとき、画面をクリックする度にウィンドウが微妙に移動していた件を修正
- カメラ名を変更した時、共通設定ファイルに変更が適用されず、次回Viewer起動時にファイルが見つからないエラーになる場合があった件を修正
ダウンロードはこちらから。Managerも同梱されています。
http://space.geocities.jp/asari_no_miso_soup/blog/app/webcamviewer/WebCamViewer_v1.22a.zip
ネットワークカメラは、Amazonなどで買ってください。
「TS-WLCAM」のみ、動作することを確認しています。
それでは、次回のアップデートをお楽しみに。