先日、THEO+docomo の2020年の資産運用の成果についていろいろ書きましたが、同じくロボアドバイザーによるおまかせ資産運用でおなじみの「WealthNavi」でも運用しているので、その成果を記録しておこうと思います。
今回も、さっそくですが昨年1年間の成果をお見せしたいと思います。
あのコロナで大きな経済ショックがあった割には、THEO+docomoほど大きく落ち込むことはありませんでした。
まぁ、WealthNaviでの積み立て投資をはじめたタイミングがおそかったのと、運用資産額もそこまで多くなかったというのもあるかと思いますが、比較的安定していたのかなーという印象。
それでも、3~4月あたりはそれなりに押し込まれた感はありますけどね。
日本円でみれば、運用報酬(手数料)を差し引いて約+10万円で+13%もの利益。
ドルでみれば、同じく約+1300ドルで+17%もの利益となりました。
利益を単純に比較すると、WealthNaviの方がTHEO+docomoよりも成績がいいですが、どちらの方が利益が出ているというのはあまり問題ではなくて、どちらもリーマンショックを超えたとも言われたコロナという経済ショックがあってもなお、しっかりと利益が出ているんだということの方が重要かと思います。
THEO+docomoの記事でも書きましたが、やはり自分で運用するよりもはるかにかしこくお金に働いてもらうことができています。
そりゃ、一攫千金みたいな爆益こそありませんが、投機ではなく投資として、堅実に資産運用をする手段としては、やはりこちらも今後も続けていきたいと思いました。
また、大きな経済ショックをもたらした、そして今もなお現在進行形なこのコロナ禍であっても、うろたえずに毎月しっかり積み立てていくことで、結果論かもしれませんが、しっかりと利益が出るんだということも証明された形です。
さて、WeathNaviでは、毎月5万円を積み立て運用していましたが、8月ごろからその入金タイミングを変更しました。
8月までは、THEO+docomoの入金タイミングから半月ずらして入金されるようにしていましたが、9月から毎月5回、1万円/回ずつ、計5万円/月を積み立てるようにしました。
この変更がいかほどの影響があるのかは、同じ組み合わせで2系統の運用をしているわけではないので分かりませんが、1か月の中でもコロナの状況、ワクチンの状況、変異種とか、それ以外にも大国のやりとり等々で市場が変動する要素も多いので、あるタイミングでどかっといれるよりかは、サブクラスでもドルコスト平均法にのっとった運用をしてみたらどうかなーと思った次第です。
そんなこと言ったら、毎日(毎営業日)200円ずつ入れりゃいいじゃんと思うかもしれませんが、WealthNaviという1つの商品に積み立てるのではなく、入金したお金を使って自動的にいろんな銘柄を組み合わせてポートフォリオを形成してくれるタイプの資産運用なので、そこまで小口化しても意味がありません。ある程度貯まらないと結局買い付けされませんからね。
さて、ここで運用報酬について書いてみます。
この1年に限らず、WealthNaviで運用をはじめてから今までに支払った運用報酬は以下のとおりです。
2019年11月から運用を始めて、今までに約6000円の手数料を払っています。
ただ、現状では保有銘柄から得られる分配金の総額が、手数料を上回っているため、実質的には手数料はかかっていないとみていいでしょう。
WealthNaviの手数料は、WealthNaviの残高から自動的にひかれていきます。
プラス圏でずっと推移しているので、あまり注意深く見ることもないのですが、手数料も実は長期で運用するほど安くなっています。
長期割というしくみがWealthNaviにはあり、通常、手数料として年率1%が運用金額に対してかかりますが、これが長く使うほど、徐々に0.9%まで下がっていきます。
私も1枚目の画像にあるとおり、長期割で0.01%だけ手数料が安くなっています。
長く使うほど、よりお得に運用することができますが、長期割の恩恵をうけるには「出金しない」ことが必要になりますので、そこだけご注意を。
長く運用して、本当に必要な時に引き出すのがよいです。
なお、WealthNaviとどこかが提携したようなサービス(for SBI証券など)では、長期割のしくみはありません。
そのほか、WealthNaviは「つみたてNISA」を活用できる新たな仕組みの導入が予定されています。
つみたてNISAの非課税枠を活かした資産運用ができるということで、枠を有効活用できずに持て余している私にとってはちょうどいいです。
今、私はつみたてNISAの枠を楽天証券に持っているのですが、この枠を1度でも使ってしまうと、今年いっぱい、NISAの枠を移動できなくなってしまうので、WealthNaviでNISAの枠を使おうと考えている方は、他の証券口座でNISAの枠を使わないように気を付ける必要があります。
サービス開始はもう少し先みたいですが、この枠を使ってみて、最終的にTHEO+docomoと比較して、あるいはこの1年間と比較してどうなるかを見てみたいですね。
なかなか先行き不透明感ただよう今の世の中ですが、自分自身の体力でたたかうだけではなく、眠っているお金にもはたらいてもらって、新しい社会に適応してみてはどうでしょう?(`・ω・´)