オンラインでビデオ編集ができる「FlexClip」というサービスがあるそうです。
初耳~(´・ω・`)
※PearlMountain社様からのレビュー依頼にもとづきPR記事として執筆しています。
※上記ページを開くと、中盤にマウスオーバーで自動再生する動画がありますが、大きなBGMが突然流れるので、音量にご注意ください。びっくりするからこういうのイヤなんだよね(´・ω・`)
サインインしてサーバーに映像素材ファイルをアップロードし、それらをつなぎあわて、アニメーション・テキスト編集することで、1本の動画を制作できます。
オンライン上で動作する、高機能なWindowsムービーメーカーを使って、動画編集をすると言った感じでしょうか。
最近は、スマホ等で容易に高画質な動画を撮影でき、かつYouTubeなどのSNS上で動画をシェアする空気がありますから、ちょっと手を加えて映像としての「映え」をカンタンに実現できるあたり、都合がいいのかもしれません。
テンプレートから直感的かつシンプルに動画を作成することができるのが、このサービスの魅力のようです。
また、FlexClip上にすでに存在するフリー素材も多数あるので、これらと組み合わせてよりよい映像作品を作成することも可能です。
料金プランと機能比較
先に書いておきますが、料金プランは上図のとおりです。
無料でも使えますが、制限があります。
基本的にはサブスクリプションサービスであって、高いプランほどできることや制限が解除されます。
年払いの方が、月払いよりも最大50%安くなります。カード払いです。
無料版の場合・・・
1.映像作品の解像度はSD画質(DVD画質相当、852x480p)
2.1プロジェクトにつき、使えるフリー素材は1本まで
3.最大12プロジェクトまで作成可能
4.映像作品の再生時間は最大1分まで
また、有料プランと比較して・・・
5.オリジナルロゴの作成は、できない
6.FlexClipのCMが動画に付加される
という制限があります。
今回、ビジネス版のライセンスをいただいたので、それをちょっと試してみたいと思います。
ビジネス版の場合は・・・
1.映像作品の解像度はフルHD画質(1920x1080p)
2.1プロジェクトあたりに使えるフリー素材本数に制限なし
3.最大1000プロジェクトまで作成可能
4.映像作品の再生時間は最大30分まで
5.オリジナルロゴを作成できる
6.FlexClipのCMが付かない
という具合です。
サインアップ
サインアップ画面に必要事項を入力して、会員登録します。
SNS連携もできます。
・・・が、世の中何が起きるかわからないので、とりあえずテキトーなメルアドで試します。最近のパスワードはChromeの自動生成ばかり使っているので自分でも把握していない(´・ω・`)
世間ではnoteのIPアドレス問題で盛り上がっているみたいだしね(´・ω・`)
目的を聞かれます。アンケートかな?(´・ω・`)
SNS向けとして、"Social Media Video" にしました。
どこに投稿する用途かって?ええやん、どこだって、別に・・・(´・ω・`)
"Twitter Video"にしました。
アカウントが作成されました。
"Confirm Now!"をクリックしたら、なぜかタブが閉じてしまいました・・・(´・ω・`)
再びアクセスすると、編集画面に飛ばされました。
無料版では12プロジェクトまで作成可能です。
"Upgrade"から、各種有料プランにアップグレードすることができます。
お試しレビューでクレカ番号入力させられるかと一瞬思ったけど、クーポン適用したら入力せずに済みそうでセーフ・・・月間ライセンスだったわ(´・ω・`)
どれだけ使うかはわかりませんが・・・(´・ω・`)
上限が1000プロジェクトまでになりました。
テンプレートから動画を作成する
"Start From Scratch"で、1から細かく指定して作成することもできますが、テンプレートからシンプルに動画を作成できるのがこのサービスの売りのはずですので、今回は「Create By Templates」を試してみます。
テンプレートを選択する
テンプレート選択画面に移動しました。
いろんなテンプレートが用意されているので、キーワードやカテゴリから、作成したい動画のテーマを選択します。
コロナウィルスカテゴリもありますね。
コロナだけでもたくさんのテンプレートが存在します。
気に入ったテンプレートがあれば、これを選択して「Customize(カスタマイズ)」します。
テンプレートを編集する
動画編集画面に移動しました。いかにも動画編集ソフトらしい画面です。
チュートリアルです。
1.最初に、ストーリーボードを追加します。
2.自分が持っている動画や写真を追加したり、元の動画・写真を別のものと置き換えたりします。
3.ダイナミックなテキストアニメーションを追加します。
ストーリーボードには、HDD上の動画・写真ファイルや、FlexClip上のフリー素材を追加できるほか、デスクトップ画面の録画、ウェブカメラ映像の録画も行うことができます。
素材もたくさん用意されています。
カテゴリやキーワードから使いたい素材のテーマを選択します。
「travel」だけでも、たくさんの素材があります。
素材はトリミングして、使いたいシーンだけをストーリーボードに追加することができます。
テキストを選択すれば、テンプレートのテキストを変更できます。
ビデオクリップ間は、任意のトランジションでアニメーション効果を付与してつなげることができます。
BGMも選択できます。テンプレートから作成する場合は、すでにBGMが設定されていますが、もちろん変更したり、追加したりすることも可能です。
BGMも素材がいろいろ用意されています。
まぁ、特にフリー版のような短い動画なら、適当な1曲でも選択しておけばそれで十分でしょう。
プランによりますが、ウォーターマークを追加したり、アスペクト比を変更したりすることもできます。
手元の動画・写真や、素材データを組み合わせて、テキストを編集していきます。
細かく説明するまでもなく、触ってみるとけっこう直感的にやりたい編集を行うことができます。
プレビューしてみて、問題なければエクスポートします。
動画のエクスポート
"Export Video"で、作成した動画をエクスポートします。
選択できる画像サイズは、プランによって異なります。
フリー版は左の480pのみ、ビジネス版はフルHD出力が可能です。
ビデオタイトルや作者名を入力します。
冒頭にイントロクリップを挿入することもできます。
"Export Video"ボタンを押すと、動画ファイルの生成がはじまります。
終わるまでこのページにとどまっていた方が速いらしいです。
完了しました。
YouTubeでシェアすることもできるし、ファイルとしてPCにダウンロードすることもできます。
MP4ファイルとしてダウンロードされます。
"My Projects”から、作成したプロジェクトにアクセスできます。
みんなに公開したものは「みんなの」もの
注意点があるとすれば、基本的に「大衆に公開したコンテンツはみんなが使えることになる」という点です。
知らないうちに誰かが自分の動画を勝手に使っていたとしても、公開されたコンテンツに限り、利用規約で問題ないことになっているので、こちらからは何も言えないです。
もとより、著作権フリーでなく、かつ自分にも著作権がない動画・写真・音声データを、許諾無しに第三者のサーバー上にアップロードすること自体も問題であるという点は置いといたとして、たとえプライベートな動画の作成を目的とした場合であっても、自分が撮影・作成した(自分に著作権のある)動画や写真・音楽以外をこのサービスにアップロードして使うのは、避けた方がよいでしょう。
公開範囲の設定方法は分からないです、、直感的じゃないですね・・・(´・ω・`)
素材はたくさんあるけど・・・
動画に写真、音楽と、さまざまな素材データが大量に存在します。
今回は自分で動画をアップロードすることなく、サービス上で利用できる素材のみを使って映像作品を作成してみましたが、素材がたくさんあることによって、作ってみたい動画をカンタンかつ短時間で作成することができました。
ほならね、作った映像作品とやらを見せてくださいよ・・・と。
えぇ、もちろんそうなるでしょう。
ケドね・・・。
なんか、映像素材の中に、よそのサービスのウォーターマークがうっすら見えるコンテンツがあるんですよね。
企業案件とはいえ、この素材の数には裏があるのではないか・・・と、勘ぐってしまいます。
本当にオープンにしていい素材なのか分からないので、今回の作品の公開は無しということで(´・ω・`)
しいて公開するなら、最終クリップの黒背景のシーンだけになりますね。
まとめ
今回は「FlexClip」のビジネスプランを試してみました。
映像作品をオンラインでシンプルかつ直感的に作成することができるサービスということで、その売り文句は正しく、動画編集機能はとても使いやすかったです。
反面、作成したコンテンツや、大量に存在する素材データの権利まわりについては、不透明な部分もあります。
SNS等で大衆への公開を前提として、素材を利用せずに、自分が撮影した動画や写真だけを使って動画編集をする分には都合がいいですが、海外のサービスなだけあって、ちょっと日本人とは感性の合わない作りも見え隠れする、そんなサービスでした。
以上、企業依頼案件でしたー(´・ω・`)
どストレートな辛口レビューだと次は無いですか?(´・ω・`)