だいぶ間が開いてしまいましたが、先日のエントリーのつづきです。
○ アイオーデータの録画用HDD AVHD-AUT を換装しよう ( 映像機器 ) - あさりのみそしるダイアリー - Yahoo!ブログ
前回、アイオーデータの外付けHDD AVHD-AUT に内蔵されているHDDを1TBから4TBに換装しました。
これを、アイオーデータのハードディスクレコーダーREC-ON「HVTR-BCTX3」に接続して使ってみます。
これが今回換装した外付けHDDです。
新たに設置したHVTR-BCTX3は2台あるので、外付けHDDも2台分換装して用意しました。
「本製品に登録されていないUSB機器が接続されました。USB機器の登録設定を行いますか？」という、今までつないだことのない外付けHDDを接続したときに表示されるメッセージが出てくるので、「はい」を選択します。
今回は、まだUSBハードディスクを登録していないレコーダーなので、上の写真ではすべて未登録になっています。未登録になっているUSB番号の項目を選択して、リモコンの決定ボタンを押します。
は？
「本製品で記録できないUSB機器が接続されています。決定ボタンを押してください。」
と言われました。
いやいや、ただの普通のHDDですけど！
パソコンにつなげばちゃんと認識してデータの読み書きもできるんですけど！
上のメッセージでググっても、何もヒットしませんでした。
たぶん誰もなったことがないということなのかもしれません。
あるいは私が、ほかの人がやらないような特別なことをしているのか・・・あっ(察し)
うーん、すんなり認識してくれよ(´･ω･｀)
普通、新品のUSB外付けハードディスクを購入すると、NTFSというファイルシステムでフォーマットされた状態になっています。
私が換装したHDDは、どんなファイルシステムでもフォーマットされていないHDDです。
なので、パソコンでNTFSでフォーマットしてみます。
・・・しかし、HVTR-BCTX3にUSB登録すると、先ほどと同じメッセージに阻まれます。
ためしに、exFATでフォーマットしてみます。
・・・ダメですね。
ここまでをまとめると、
・生のHDD(どのファイルシステムでもフォーマットされていない、未フォーマットの状態)
・NTFSファイルシステムでフォーマット
・exFATファイルシステムでフォーマット
いずれの状態のHDDも、同じメッセージで阻まれ登録できませんでした。
夏休み前に終わらせたかったので、とりあえずあきらめました。
私の手元には、特売の時にかったUSBハードディスクが2つあります。3TBですが。
こんなこともあろうかと(´･ω･｀)
ここからは推測です。
今回、アイオーデータのレコーダーに、アイオーデータの換装されたUSBハードディスクを接続しました。換装されたハードディスクというのは、いわば改造と同じものです。
もしかしたら、アイオーデータの機器同士なので、改造されたものと認識したとか、モデル番号と矛盾する容量のHDDを検出して異常と判断したのか、同メーカーだからこその判定にはじかれたのかもしれません。
あるいは、こちらのほうが確度が高いのですが、今回換装した外付けHDDは、AVコマンドに対応しています。これは、前の記事でも書いた気がしますが、テレビ番組の録画のためのHDD制御コマンドに対応したHDDを内蔵しているという意味になります。AVコマンド(ATA-7)は、ハードディスク本体に実装されていますが、コントロール自体はHDDリーダライタ(HDD本体と直接つながっている筐体)が行っているとすれば、どうでしょう。
今回換装したHDDは、実はAVコマンドに対応していません。そのため、AVコマンドに対応したHDDリーダライタに、AVコマンド非対応のHDDを内蔵した形になります。
レコーダーには、HDDリーダライタからAVコマンドに対応しているというシグナルが送られてきます。レコーダーは、AVコマンドを利用した形でデータの入出力を行おうとします。
ところが、HDD本体はAVコマンドに対応していないので、AVコマンドを使った制御をしようとするとエラーになります。
このエラーがレコーダー側にも伝わり、結果として記録可能なUSBハードディスク
として認識されない状態になります。
もしかしたら、USB外付けハードディスクの筐体がAVコマンド非対応であれば、今回の換装で問題なく動作したかもしれません。
まぁ、今更な話なので、もうどうにもなりませんけど。
とりあえず、しばらく3TBのHDDで運用します。
以上です。まさかのトラップでしたね(´･ω･｀)
