あさりのみそしるダイアリー

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いよいよテレビ電波も東京スカイツリーから!ありがとう東京タワー、よろしくね東京スカイツリー

明日、2013年5月31日9時、東京タワーから送信されていた地上波デジタルテレビ放送のテレビ電波は、東京スカイツリーに完全移行し、東京タワーはテレビ電波の送信の役目を終えます。


○ 東京スカイツリー移行推進センター | 「東京スカイツリー移行推進センター」とは、2013年5月頃に予定されているテレビ電波送信場所の東京タワーから東京スカイツリーへの切り替えに向けて各種調査や対策を実施する組織です|TOKYO SKYTREE Transition Center
http://t-sapo.com/



これまでも関東地方では、東京スカイツリーの電波の受信テストを、放送中でも実施してきましたが、いまだに受信できない世帯もあるようです。

完全移行により、東京タワーから送信された電波は正しく受信できるが、東京スカイツリーから送信された電波はうまく受信できないという世帯では、一部、またはすべてのチャンネルが、まったく視聴できなくなります。

送信所が変わることで、電波の受信レベルが下がりすぎる場合(受信レベルが高すぎる場合にも問題があり、東京タワー近辺では、もともと受信レベルが高いためにアッテネーター・減衰器が接続されている場合、東京スカイツリーからでは逆に受信レベルが下がり、アッテネーターによりさらに減衰されて受信レベルが基準より小さくなってしまう可能性など)、電波の受信レベルが上がりすぎる場合(東京スカイツリー近辺でブースター・増幅器を接続している場合、送信所が近くなることで受信レベルが上がり、結果として受信レベルが高すぎてしまう可能性)、あるいは電波が飛んでくる向きが極端に変わる場合(各送信所に近いほど影響は大きい、ビル等の遮蔽物の影響もあり)など、さまざまな条件で正常に電波を受信できなくなることがあります。

こうした場合、コールセンターに電話をすることで、対策方法を教えてもらったり、必要と判断されれば無料の対策工事を請けることが可能です。詳しくは上記ウェブサイトで確認してください。


なお、同じ関東地方でも、中継所にアンテナを向け、テレビ電波を受信している世帯、あるいはケーブルテレビで受信している世帯は対策の必要はありません。



さて、いよいよ東京タワーは、テレビ送信所としての役目を終えます。テレビ放送以外の電波塔としての役目は継続されます。
正確には、もし東京スカイツリーに何かがあった場合に備えたバックアップとしては生き続けますが、本運転はこれで最後です。

すでに今月12日をもって、東京都の東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)は東京タワーから東京スカイツリーに完全移行しています。

明日の午前9時、NHK(総合・Eテレ)、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンが完全移行することにより、これからは東京スカイツリーが本運転をし、今後のテレビ放送を支えていくことになります。

アナログ放送終了とは異なり、さすがに関東地方、それも一部の地域限定のイベントなだけあって、これに伴う特別番組はありませんが、ニュース番組で扱うことくらいはやるでしょうから、それをチェックしておきたいところですね。


地上デジタル放送の完全移行や、東京スカイツリーの営業開始から1年以上が経過したこの時期の完全移行。
かなり初期から見守ってきたつもりですが、こうして無事にここまでこれたのは、私としても少しうれしいです。

まぁ、何度か東京に行っているのに、1度も近くまで行ったことがないあたり、ちょっとアレですけどね。



とにかく明日の9時。今までお世話になってきた東京タワーに感謝しつつ、東京スカイツリーをあたたかく迎え入れたいですね。


なお、高さが約2倍になろうが、長野県を取り囲む高い山々は容赦なく在京キー局の電波の侵入を拒み、スピルオーバーを許しません。

区域外放送の直接受信は、たとえ東京スカイツリーになろうが、少なくとも私の住んでいる場所からは、不可能でしょうね。