上の画像は、今の長野市内の空の様子です。
といっても、ブログを書いている現時点での画像は、外を映しているというより、中を映している感じになってしまっていますが。
大学院での研究のために作っていたツールのおかげで、カンタンな実装でウェブカメラを制御できるようになったので、これはいいなと思ってちょいとC#で仕上げてみました。
ウェブカメラから画像をキャプチャし、OpenCVで画像処理(といってもやっているのは文字の描画だけですけど)をして、画像ファイルとして保存。最後に、FTPで画像ファイルをYahoo!のサーバーに転送しています。
自室には常に稼働しているマシンがあるので、それにつなげればライブカメラとして成り立つわけです。まぁ、まだ試験稼働しかさせていないので、そのマシンには1度もつなげておらず、USBケーブルの配線だとか、カメラの固定だとかも、手を付けていないんですけどね。
でもって、この画像の更新具合を見ることで、自室のマシンが正常に稼働しているかどうかもわかることになります。まさに一石二鳥ってやつですよ?
ブログを書いている時点では、暗いし、この状況なので、ライブカメラの動作を止めています。明るくなるか、あるいはちゃんと取り付けたら、常時動かすようにしますけどね。試験自体は何の問題もなかったので、あとは本運用でOKでしょう。
Yahoo!のサービスは容量があまりないので、過去の画像のサーバー上でのアーカイブはしていません。なので過去にさかのぼって見ることはできないのですが、手元ではアーカイブ化しているので、それをもとに今日1日の空模様を動画化することはできます。
動画化すると、上のようになります。
今回は初回(試験運用)で、調整などもしていたので、最初の方はセットアップなどで1秒間隔だったり5分間隔だったりとまちまちですが、9時以降は約1分間隔にセットしてあります。
左下にタイムスタンプを打っているので、撮影日時はそこからもわかると思います。
終盤は屋外のライブカメラなのか屋内のライブカメラなのか、わけわからない状態になっていますね。なので夜間は打ち切りました。
一時は商品としてのインターバルカメラも気になっていましたが、不要ですね。

ちなみに管理ソフトはこんな感じ。
黒画面のところにキャプチャされた画像が表示されます。
「Live」みたいな文字を描画したり、日付ごとに保存先フォルダにキャプチャしたファイルを保存したりもできます。
アップロードはバッチファイルにコマンドを記述して実行しています。
・・・特にこの管理ソフト自体を公開する気はありませんが。
日時を白文字と黒文字の両方で描画しているのは、もし明るくなりすぎて白とびしたら、いつ撮影したかわからなくなってしまうからです。対極する2つの色なら、どちらかは確実に生き残ります。もっと頭のいい方法はあると思いますが、とりあえず今はこんな感じです。
あとは、そうですね、画像を解析して天気を評価したり、温度湿度計でも近くにおいて、そちらも観測するようにしたら、何気におもしろいライブカメラになりそうな気もしなくはないですよね。
ということで、一応、3000エントリー達成記念の新しい企画として、しばらくやってみたいなと思います。
1分ごとに画像が更新されるように今はしています。1日あたり1440枚(144MB程度)の画像が生成され、それを毎日のように動画化してアップロードすることで、過去の空模様も見れるようにします。
もしかしたら、おもしろいものがうつるかもしれないですし(1分ごとなので時系列変化に弱いですけど)、うん、やっぱりちょっとおもしろそう。
アップロードこそせずとも、10秒に1枚くらいの頻度で撮りたいとも思うのですが、そうすると約864MB/日になるし、ストレージの大容量時代にそれはいいとしても、動画の長さが10秒=1/30フレームとしたって、5分くらいになっちゃいます。ちょっと長くないですか?
そうでなくても、ジャスト60秒で撮影できないという問題を抱えているので(動画を見るとわかるけど、ちょっとずつずれてます)、その辺もクリアしないとダメかな。原因はなんとなくわかっていますけど。
とにかくその辺もいろいろ考えつつ、ちょっとした遊び道具として、カメラの向きに気を付けつつ、せっかく作ったのだから、いろいろ模索してみたいと思います。
春には2つの拠点のライブカメラを提供できたら、なおおもしろそうですよね!
おしまい。
ちなみに、ライブカメラの写真はこの記事だけでなく、ブログトップページからも見ることができます。