1ヶ月前にも同じタイトルの記事を書きましたが、バッファローからパソコン向け地デジチューナーが1機種リリースされました。型名は「DT-H51/PCI」で、今回の製品の特徴はホームネットワーク上で録画番組が再生できるようになる機能を搭載したことだそうです。
○バッファロー「パソコンがHDDレコーダーに変身!パソコンに録画した地デジ映像がネットワーク経由で見えるパソコン内蔵PCIバス用地デジチューナー|プレスリリース」
http://buffalo.jp/products/new/2009/001014.html
えぇ、この機能も先月リリースされた「DT-H45/U2」も同様の機能でリリースされました。ただ、先月リリースされた機種は、インターフェースがUSB2.0向けであるのに対し、今回リリースされたものは、インターフェースにPCIバスを利用するタイプのものであるという点が異なります。
というわけで、PCIバスの空きポートで地デジを楽しみ、かつ家庭内LAN上で映像を配信(DTCP-IP対応のDLNA)してどこででもネットに接続したDTCP-IP対応のテレビやゲーム機、リンクシアター、パソコンで、「DT-H51/PCI」を用いてパソコンに録画した番組を楽しみたいと言った方に向いています。
なお、これについては以前にも書いたので、そちらをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/asari_no_miso_soup/33884113.html
家庭内LAN上で楽しめるというのは、アイオーデータではすでにしばらく前に対応していたのですが、こちらはパソコンで楽しむには専用のソフトを購入する必要がありました。
今回リリースされたバッファローの「DT-H51/PCI」は、それとは違って視聴ソフト「CyberLink Soft DMA」が標準で付属されているので、購入してすぐ、ネットワーク上のパソコンでも録画番組を楽しめるようになるというのが魅力ですね。
ただ、この時期になっても地デジ専用であり、BS、CSに対応していないというのが痛い所ですね。そろそろデジタル3波対応の、それもUSBタイプのキャプチャが出てきてもいい頃だと思うのですが、なかなかうまくいかないということなのでしょうか。まぁ、いつも言っていることですけど。
バッファローの場合、こういった機種の新製品がリリースされる頻度がアイオーデータよりも短いのですが、既存の機種のサポートはどういった形になっているのでしょうか。
アイオーデータの場合、家庭内LAN上に動画配信できる機能は、既存の機器向けにもアップデートで対応させられるようにしていましたが、この手の機種はそう何度も買い換えるようなものでもないので、増設を考えている人以外はあまり買わないのではないかとも思われるので、新規層を開拓しなければいけない分、いろいろ苦戦しそうな気もするのですが・・・。