単位も無事取れて、肩の荷が下りた感じです。
今日は寒いですね。外には雪が・・・
そういえば、地デジネタをいろいろやっておきながら、今月の12日で、地上波アナログ放送のテレビ画面に「アナログ」マークが表示されてから1カ月がたったことを忘れていました。
リアルで見たことはないのですが、NBSのネット上のニュース動画でなら、ぼんやりとそれを見たことがあります。
地上デジタル放送に完全移行するまで残り890日を切っているわけですが、最近の情報によると地デジの普及率は49.1%というわけで、目標を大きく下回り、しかも半分にも達していない状況。
アメリカでは完全移行までの期間を少し延長したそうですが、日本も同じ道をたどるのでしょうか?
テレビ離れが進み、ネットで十分という人も多くなってきたので、「アナログ放送が終了するならテレビを見るのも終了!」という考えの人もいるかもしれません。
また、世界的な経済不況もまた拍車をかけているのでしょう。チューナーもまだまだ高い。地デジ移行まであと2年ちょいあるのだから、もっと待ってみてもいいんじゃない?みたいな考えもあるでしょう。
まだまだ使えるテレビを買い替えるなんてことはできない!という考えもありますね。
思うことは人それぞれ、事情は様々でしょうが、まだまだ本格的な普及は遠いのかもしれません。
デジタル放送には著作権保護の観点から一部の局を除き、CMを除いて画面右上に「ウォーターマーク」という半透明のテレビ局ロゴが表示されています。でも、画面がアナログと違って横に広いので、全体的に見ればあまり気になりません。まぁ、すべてのウォーターマークを見たことがあるわけではないので、あくまで個人的な感想ですけど。
でも、アナログ放送では「アナログ」の4文字が表示されており、地デジよりも小さい画面なので目につきやすいのでしょう。
しかも、(ウォーターマークでもそうですけど)録画したものにも表示されていますからね。若干不便です。
と、勝手なことをいろいろ書いてみましたが、実は平成21年度、22年度にはリハーサルとして一部の地域では現行のアナログ放送を完全移行の2011年7月24日より前に終了するんだとか。終了したことによる影響を調査してみるんだとか。どこで行われるのかはわかりませんが、一度終了したら、再度復活することはないとのことで、これはまずい。
主要市町村、都市ではないとは思いますが、人口が少なく、アナログとデジタルを両方行うのには局の資金が厳しい地方のどこかになるのではと、これも勝手な考えですが・・・
ちなみに、デジタル放送の電波は、アナログ放送とちがって送信方向によって送信出力を変えることができるんだとか。今はアナログ放送で他県(放送区域外)の放送が受信できても、デジタル放送になるとスピルオーバーを回避するために、流れてこなくなることも考えられます。つまり、アナログで見れるチャンネルがデジタルでは見れなくなるということ。まぁ、もともと流すつもりがなく、放送エリア全域をカバーできるように出力を設定したら、区域外まで飛んで行ってしまったっていうところですけど。
アナログ放送は録画面でもデジタル放送のような制約がなく、アナログ放送にしかない利便性もありますが、Xデーが近づくにつれてだんだん常時表示される告知も多くなってくる。もはやあとは時間の問題です。アナログ放送をデジタル放送移行後もケーブルテレビを通じてデジアナ変換をして配信するという案があったり、電波の届きにくい地域には放送衛星を使って送信するとか、いろいろありますが、まだまだ放送業界も目が離せなさそそうです。