あさりのみそしるダイアリー

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消える年金問題

現政権では年金だけでなく「年金に関する報告書」まで消えたことで話題になっていますが、そんな「年金問題」そのものも消えそうな雰囲気さえ出ていますね。
まぁ、そもそも(=基本的に)、年金が将来安定してもらえるという妄想は、これから老いを迎える世代にとってはもう古い時代の話かもしれません。

「ねんきん定期便」に記載された見込み額も、将来約束されるものではなく、段階を経て年金受給開始時期が先送りになったり、支給額が受け取り時期によって変わったり、あるいは時期にかかわらず一律に減額になったり・・・って、もうこの6年間だけでも何度も話題になったことで、今さら言うことでもないですよね。


「将来、ちゃんと年金がもらえることに国民は期待していない。」
と言うのは同意しますが、これを政権を擁護する連中が言うのはおかしなはなし。
それって彼らが言うところの反政権的な発言ですよね?

政府の人間や、与党にとっては、先の金融庁の報告書の内容はフェイクで、国民に著しい誤解と不安を与える不適切な内容だったそうです。
むしろこの先に控える参議院選挙に悪い影響を与えるからやめてほしいと、堂々とメディアに伝えるほど。
政府の政策スタンスとも異なるということで、さぞかし100年安心なロードマップを描いていることでしょう。

これって国民と政府の間に認識のずれがあるということですよね。
ならば政府はしっかりと政府が考えている「政策スタンス」について、こういう理由で問題は無いと考えているのだと、丁寧な説明をし、国民の認識を正し、溝を埋めなければなりません。
「野党議員に」ではなく、「国民に」対して説明をするのです。


でも、この度年金の報告書に関する一切の質問には答えないというのが政府のスタンスなんだと、そういう正式な決定が出ました。

6年もやってきてこのザマです。
彼らが続けて主張することと言えば、9年前にあった民主党の3年間は悪夢だったんだと。
プライドゼロかよ、誇れる実績は何もないということだと思います。


では、森羅万象を担当する安倍がすべて悪いのか?
それとも、安倍にキンタマ握られてるマスコミか?

いいえ、違います。
悪いのは、政権を神格化し、悪事を批判できない、批判する者を批判する・・・
そんな有権者サマです。(´・ω・`)