実家に置いておいて、何かサーバー用途に使いたくなったときに、リモートで使えるようにしておけば、なんかしらんけど捗るかなと思い、この夏休みに自宅に設置。
ちょっとファンの音がするので、リビングに置いている以上、常時稼働させることはできないかもしれませんが、たまにつけて、何かの仕事をさせることは十分可能なはず。
サーバーとして動かすには、常時稼働させたいところですが・・・
常時稼働させても問題ない場所に置けばいいという話かもしれませんが、そんな場所はない。
となると、また別にマシンを買いたくなってしまいますが、とりあえずそんな話は今はいらない。
さて、このST-100にWindows10 Home Edition 32bit (日本語) をインストールしました。
元々、購入当初からインストールされていたWindows7 Home 32bit (日本語) に、Win10を上書きインストールした形です。
インストール自体は、1時間30分~2時間程度と、時間こそかかりましたが、うまくいきました。
元からインストール済みのソフトウェアについても、今のところ問題はなさそう。
ただ、唯一、グラフィックドライバだけ問題があり、Win10インストール直後は「基本ディスプレイアダプタ」が適用されていました。
Windows10にアップデートする前は、正しくフルHDで出力できていたのに・・・
なので、今回は、これを解決します。
○ [FAQ番号:027099]ST100 : 製品仕様|FAQ Search|エプソンダイレクト
http://faq.epsondirect.co.jp/faq/edc/app/servlet/relatedqa?QID=027099
仕様では、「ATI Radeon Xpress 200M チップセット」となっているので、このドライバを拾ってきます。
○ AMD Graphics Drivers and Software
http://support.amd.com/ja-jp/download
Step1: Select the type of system that you have:
Integrated Motherboard Graphics
Step2: Select the product family your product belongs to:
Radeon Xpress Series
Step3: Select your product:
Radeon Xpress 200M
Step4: Select the supported operationg system that you have:
Windows Vista - 32bit
それぞれ指定したら「Step5: DISPLAY RESULTS」ボタンを押します。
Windows10ですが、Vistaを選びます。
ダウンロードしたら、これを実行します。
どこもいじらずに、そのまま指示に従ってインストールしてください。
その後「ATI Catalyst インストール マネージャ」のインストールが始まりますが、要らないので「キャンセル」(1枚目) >「はい」(2枚目)でOKです。
そうすると、Cドライブ直下に「ATI」フォルダが展開されます。
次に、このままでは正しくインストールできないので、インストールファイルを変更します。
C:\ATI\Support\10-02_legacy_vista32-64_dd_ccc\Packages\Drivers\Display\LH_INF
フォルダ直下にある「CL_95951.inf」ファイルをメモ帳で開きます。
CL_95951.infファイルのどこかに
"ATI RADEON XPRESS 200 Series" = ati2mtag_RC410, PCI\VEN_1002&DEV_5A61
という行があるので、この末尾の「5A61」を「5A62」に書き換えます。
"ATI RADEON XPRESS 200 Series" = ati2mtag_RC410, PCI\VEN_1002&DEV_5A62
つまりこの行は、書き換えたことによって、上のようになります。
この1か所(1文字)のみを書き換えたら、上書き保存します。
さて、ここからはドライバの適用です。
デバイスマネージャを開き、
ディスプレイアダプター>「Microsoft 基本ディスプレイアダプター」
を右クリックして「ドライバー ソフトウェアの更新」をクリックします。
(この画面で「参照」からドライバファイルを選択して「次へ」をしても、正しくインストールできませんでした。)
C:\ATI\Support\10-02_legacy_vista32-64_dd_ccc\Packages\Drivers\Display\LH_INF
フォルダ直下にある「CL_95951.inf」ファイルを選択して「開く」を押す。
このあと、サインアウト(ログアウト)をして、再度、サインイン(ログイン)すると・・・
大成功です!
一通り作業が終わったら、Cドライブ直下のATIフォルダは削除してOKです。
ということで、ご参考に?
なお、今回、この記事の作成および、ドライバー適用方法の収集にあたり、下記サイトを参考にさせていただきました。
○ ジャンクで1000円のノートPCはWindows10の夢を見るか?(;=゚ω゚)=333 - VJ16M/FD-4のレビュー | ジグソー
http://zigsow.jp/portal/own_item_detail/290684/
おしまい。
ところで、ST-100内蔵CPUを以前、Intel Core 2 Duo T7200に換装したのですが、このCPUは64bit対応しているんですね。
○ ARK | Intel® Core™2 Duo Processor T7200 (4M Cache, 2.00 GHz, 667 MHz FSB)
http://ark.intel.com/ja/products/27255/Intel-Core2-Duo-Processor-T7200-4M-Cache-2_00-GHz-667-MHz-FSB
今回のWindows10無償アップデートでは、
Win7 32bit → Win10 32bit → クリーンインストール → Win10 64bit
というルートで、無償で64bitに移行することができる(CPUが64bitに対応していれば)らしいので、ちょと興味あります。
ただ、動作しなくなるソフトウェアなども出てくるでしょうし、いろいろめんどいので、この夏休み中にはやりません。
でもせっかくだし、Win10無償アップデート期間中にやりたいなぁ・・・(´・ω・`)
ということで、ほんとにおしまい。
久々のハウツーネタでしたー。