あさりのみそしるダイアリー

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約3年前に、サンワサプライの小型無停電電源装置「UPS-350TK」を買いました

写真・動画を突っ込んでいるフォルダ名が「101201」なので、うちの命名規則的に2010年12月1日に作成したフォルダということになるのですが、つまりは、3年前のネタを今さら掘り起こそうとしている、ということをあらかじめご了承ください。

あと、写真と動画の画質ですが、3年前はしょぼいカメラを使っていたので、画質の方もしょぼいです。






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約3年前に、サンワサプライの小型無停電電源装置「UPS-350TK」を買いました。

バックアップコンセントが3個と、スルーコンセントが3個です。いずれのコンセントも雷サージ対応(アース接地すればの話ですが。)

350VA/210W対応です。出力は矩形波(バックアップ時)。
総電力が210Wの場合、バックアップ時間は最低でも3分間です。ウルトラマンかっ!(室温20℃の場合)
電力がごくわずかな場合でも、最長のバックアップ時間は90分間です。
内蔵バッテリーは最長12時間でフル充電状態になります。
50/60Hz両対応。


サンワサプライ 小型無停電電源装置 UPS-350TL メーカー在庫品
http://item.shopping.c.yimg.jp/i/g/compmoto-y_4969887501306
型番の末尾にTKがつくタイプのUPSは廃番となってしまいましたが、後継であるTLシリーズはまだまだ販売されています。仕様上の大きな違いはなかったはずです。

○ UPS-350TK【小型無停電電源装置】OAタップ型で小型・軽量。350VAの無停電電源装置。 - サンワサプライ株式会社
http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=UPS-350TK

○ 取説・組説検索 - サンワサプライ株式会社
http://www.sanwa.co.jp/support/setsumeisyo/download.asp?file_name=UPS-350_500TK.pdf



なお、内蔵バッテリー(小型シール鉛バッテリー)の期待寿命は3年です。適正な室温でこの寿命ですから、うちの場合、そろそろ悲鳴を上げてもおかしくありません。あと4か月でいいので持ちこたえてください!

あと、最高気温が40℃を超える場所では使用しないでと書いてありますが、夏場の室温は40度近くだったような・・・
急激にバッテリーが劣化したかもわからんね。

でもでも、今のところ、何の問題もなく動作しています。


ここまで無停電電源装置(UPS = Uninterruptible Power Supply)そのものについて触れませんでしたが、この製品は、停電が起きたときに接続しているパソコンなどの機器に電力を供給してくれます。
つまり、停電時でも電化製品を使用できるということなのですが、電力の供給時間(バックアップ時間)は使用する総電力量により短くなるため、特にパソコンのような大きな電力を消費する機器の場合、短い時間しかバックアップされません。
バッテリーが空になると、突然、バックアップを停止し、接続されていたすべての機器への電力供給はストップします。
要するに、停電が起きた場合、短時間だけ接続機器へ電力を供給するので、その間に、適切なシャットダウンないし電源断を行いましょう、ということです。

これにより、特にデスクトップパソコンで重要なファイルを作成中に停電に遭い、ファイルの喪失や、最悪、パソコンの故障という、悲惨な目に合うという被害から回避することができます。
もちろん、バックアップされるからといって、余裕ぶっこいていると、これまたひどい目にあうので、UPSが稼働した場合には、適切なシャットダウンを行いましょう。


なお、この製品には、パソコンなどと連携をとるためのUSB端子やLAN端子はついていません。そのような機能はありません。なので、手動でのシャットダウン操作が必要となります。


概要は以上で終わり。最後の連携の点以外は、他のUPSでも同じことが言えます。



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さて、本題に戻りますかね。
中身はこんな感じです。本体のほか、取扱説明書と、ゴム足×4、3P→2P変換アダプタが付属しています。


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こんな感じ。


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本体の電源ケーブルは3P端子なので、そんな端子を接続できるようなコンセントがないという場合は、この変換アダプタを用います。

アースを接続しないと、雷サージ機能が十分に機能しないほか、漏れ電流により感電する場合があるので、注意してください。

かくいううちはアースのケーブルが自室に来ていないので接続していないんですケドね。UPSの前段に雷サージタップを接続してしのいでいます。アース端子は、感電が怖いので、ビニールテープで覆いました。



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停電時にバックアップをする端子が3つと、しない(スルー)端子が3つ。
なんでもかんでもバックアップ端子に接続すると、容量オーバーになったり、あるいはバックアップ時間が短くなったりするので、バックアップが必要な機器のみを、容量や時間を加味しながら接続してください。

スルー端子は、通常のOAタップと同じです。


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ステータスランプは上の3つ。


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底面には、壁掛け用のフック穴もついています。


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四角いくぼみ(□)は、ゴム足用。


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ゴム足をつけてみた。


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私はこのUPSに、複数台のレコーダーを接続しています。
パソコンはたいていノートパソコンを使っているので、多くの場合、UPSは不要なのですが、レコーダーが稼働中に電源が落ちて、番組が録画できなかっただけでなく、録画済みの番組が消えてしまうというリスクを回避したいために、このUPSを買うに至りました。

ただ、このような運用は、つまりバックアップ中も余裕ぶっこいて作業しているようなものであり、本来のUPSの使用方法にふさわしくないんですケドね。

でも、この時期が一番、停電しやすく、過去にも何度か停電に遭いましたが、その時には必ずバックアップしてくれて、ホント、助かっています。


停電が起きたり、あるいは電圧変動(異常に低い電圧など)が起きると、バックアップ運転します。停電が回復すると、自動的に通常運転に戻るので、こちらで何か特別な操作をする必要はありません。OAタップと同じように使えるので、扱いやすいです。もちろん、先述の通り、バックアップ端子にどの機器を接続するかは要検討事項ですケドね。

それから、けっこう重たいので、持ち運びの際には気を付けてください。それこそOAタップの比じゃないです。約3.2kgあります。

バッテリが劣化した場合、バックアップ時間が短くなります。もちろん、その時は新しいバッテリと交換することも可能です。BP50Tが交換用バッテリになります。

OMRON/オムロン 無停電電源装置(UPS)BP50T UPS用 交換バッテリパック BZ35T/BZ50T用
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たまにカチッと音がしますが、これはセルフテスト機能を搭載しており、バッテリーの劣化や、正常に動作するかどうかを、定期的に自己診断しているためです。

停電時は、ブザーがなります。音を消すことはできません。

停電切り替えは10ミリ秒(=0.01秒)以内。タイミングによっては接続機器の電源が落ちる場合もあります。


ということで、説明&レビューは以上ですが、これはあくまで保険みたいなものですからね。
停電が起きなければ高価なタップを買う必要はないのですが、いつ起こるかわからない停電のせいで、万が一、重要なファイルや、あるいはテレビ番組の1回きりしかない放送を、ダメにしてしまうようなことがあったら大変ですよね?

多少の投資でリスクを回避できるのであれば、それ以上のことはない・・・のかもしれません。