あさりのみそしるダイアリー

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RD-S304KでTS録画した番組をBDでキレイに残したい

東芝のDVDレコーダーでTS録画した番組、みなさんにもいくつかあると思います。
で、TSのキレイな画質のまま残しておきたいとします。
でも、DVDレコーダーなので、録画した番組をTSのまま、つまりあの高画質なまま残すことは、DVDを使う場合には不可能です。
HDDにそのまま保存しておいて・・・それでもいいですが、どんどんHDDの容量を消費していくだけですし、レコーダーが壊れたら見れなくなってしまいますよ。

今回は、RD-S304Kをはじめとした、ネットdeレック(ネットdeダビングHD)に対応した東芝レコーダーについて、TS録画した番組をキレイに残す方法を書いてみます。

ちなみに、オワコンHDVR(HD DVD規格)は論外とします。TSのまま保存はできますが、再生できる機器がかなり限定されるのと、将来性がないので。

保存する方法はいくつかあります。1つは、RD-S1004Kのようにi.LINK端子がある機種の場合、対応機種同士でBDレコーダー側にTS録画した番組をダビングして、BDレコーダーでBD化する方法。RD-S304Kでは残念ながらできませんが(i.LINK端子がないので)。

他には、RECBOXにネットdeレックでダビングし、RECBOXからのダビング受けに対応したBDレコーダーに再度ダビングし、そのBDレコーダーでBDにダビングする方法。あるいはRECBOXを仲介せずRD-S304Kなどから直接、ネットdeレックのような方式によるダビング受けに対応するBDレコーダーにダビングする方法。

ただ、上記のいずれの方法もRD-S304K以外のBDレコーダーが存在する必要があります。また、一度BDレコーダーにダビングするというステップを踏まなければなりません。その後、今度はダビング先のBDレコーダーを操作してBDにダビングする必要があります。
慣れれば問題ないかもしれませんが、少々複雑ではありますよね。

で、一番いい方法は、RD-S304Kなどからネットdeレックを使用して直接BDにダビングすること。

これができるのは、東芝からは「D-BR1」というライター機能搭載のBDプレーヤーを使用するのと

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もう1つは、アイオーデータなどからでているパソコンに接続されたBDドライブにセットしたBDに直接ダビングする方法があります。

今回は後者について、ちょっとやってみます。
(というか、D-BR1は持っていないのでやろうにもできません。気にはなるんですけどね、むしろ欲しいです。)


パソコンには「DTCP-IP Disc Recorder」がインストールされていて、BDドライブが接続されており、デジタル放送の録画番組をダビングできるBD-R(RE)がすでにセットされているとします。つまり、環境は整っている状態ということです。

ちなみに、私が使っているのはコレ。

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BDはコレ。

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まず、BDにダビングしたいTS録画したコンテンツを選択し、「ダビング」を選択して、「LAN」を選択。


イメージ 2


すると、以下のようにレコーダーと同一ネットワーク上のダビング可能な機器がずらりと表示されます。

イメージ 1

ちなみに一度に表示できるのは8つのダビング先まで。私のようにたくさんダビング可能なNASなどがある場合、表示しきれない場合があり、そのときは表示されている機器の電源を切るか、サーバー機能を停止させる必要があります。

「DTCP-IP Disc Recorder」を選択します。名前はそれぞれが設定したものです。

イメージ 3

BDにダビングしたい番組を選択します。
いくつでも選択可能ですが、レコーダー内蔵のDVDにダビングする場合と違ってあとどれくらいディスクにダビング可能かが表示されません。容量は表示されないので、この点は注意する必要があります。
まとめて削除するときなんか、画面下にDVD何枚分相当の容量を持つかがなんとなくわかりますが、めんどうですよね。

こういう時に、BDに記載されている目安の時間が役に立ちます。地上波の場合、SL(無印)なら180分、DLなら360分ですね。

ただ、やっぱりこれは目安でしかなく、長野県ローカルのSBC(信越放送)で録画した「機動戦士ガンダムAGE」の場合、1本あたり30分3GBに若干届かない程度なのでBD1枚に8本入ります。目安を参考にした場合は6本ですが、それだと6GBほど容量があくことになりますね。これはもったいない・・・。


イメージ 4

パソコン側では、セットしたBDをちゃんと「フォーマット」して録画番組をダビング可能な状態にしておきましょう。
(ダビング可能な状態でないと、先のダビング先リストにDTCP-IP Disc Recorderが表示されません)


イメージ 5

ダビング実行。ちゃんとダビングできています。
RECBOXなどにダビングしているときと同じような感覚です。ダビング時間もRECBOXにダビングするときと同じ程度。ダビングするBDの対応倍速(~x2とか~x4とか、もちろんBDドライブ側もそれに対応する必要があります)によって若干の変化はありますが、少なくとも録画番組と同じだけの時間がかかるというようなことはありません。環境によりますが、私の環境ですと30分(3GB)の転送で15分程度でしょうかね。


イメージ 6

イメージ 7

ちなみに、RD-S304Kからダビングする場合、プログレスバーの動きがおかしくなります。
ダビング自体は正常に実行されているので問題ないのですが、バーがやたらはやく、そして何度も左から右にのびていきます。
最初は、ダビングに失敗しているのにもかかわらず、ダビング正常終了の信号でも送信してしまうのではないかと、ちょっとドキドキしてしまいましたが、何の問題もありませんでした。
RECBOXからダビングするときはプログレスバーは問題なく進捗状況を示してくれるんですけどね。



あとは、ダビング終了まで待つだけです。

もちろん、番組がダビングされたBDは正常に再生できます。やっぱりキレイに残せるのはいいですよね!



あとは適当に書いておきますが・・・。

通常、RECBOXなどから番組をダビングする際、BDの容量を超えてしまうダビングは開始されません。
例えば、9GBの番組を3本、25GBのBDにダビングしようとした場合、2本目まではダビングされますが、3本目は容量をオーバーしてしまうので(27GB)ダビングされません。これは、DTCP-IP Disc Recorderのログから失敗要因を見ることで確認することができます。

ただ、RD-S304Kからダビングする際、あのプログレスバーの動きが仮に容量のわからない番組のダビングの際に見られるものであった場合、どのような動作になるのかわかりません。私も試したことはないし、試そうとも思わないので・・・。
容量のわからない番組のダビングは受け付けない設定をDTCP-IP Disc Recorder側で設定することができます。もしかしたら、これにチェックを入れるとRD-S304Kからのネットdeレックのダビング受けをすることができなくなるかもしれませんが・・・。

機会があれば検証してみてもいいですけど・・・(やらないかも)


それと、わかっているとは思いますが、ネットdeレック(ネットdeダビングHD)はTS録画した番組とスカパー!HD録画したTSE番組のみ扱うことができます。
通常の録画でのTSE録画した番組や、VR(SP,LPなどのモードで録画した番組)は扱うことができません。

あとは、BDドライブに、BDではなくDVDをセットしてダビングすることも可能ですが、あまり意味はないと思います。もっとも、レコーダー内蔵のDVDドライブをあまり使いたくないというのであれば話は別ですが・・・。