
3段積んでいる中の真ん中のRECBOXが障害発生中のRECBOXです。
電源ケーブルを抜いているので電源ランプは点灯していません。
で、ですね・・・
先に言っておきます。
すべて自己責任でお願いします。何かあっても当方は何も責任を取りません!
あと、私は3TBのHDDが手元にないとか、そういう理由でバックアップを取らずにオリジナルHDDをそのまま使っていますが、バックアップなりコピーなりをとってやった方が絶対にいいです!

やっちまったよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
バラしてしまいました。。。

ちなみに、黒い方のケースにはカートリッジタイプのRECBOXでも流用できるようにするためか、カセットスロットみたいなのがついています。当然、穴は開いていないんですけどね。
で、このHDDの中身はWindowsで読み取れるようなファイルシステムで構成されていないというのは、以前の分解でも確認しました。
〇 RECBOX「HVL-AV500(SP)」を換装しよう!(その2-4) - あさりのみそしるダイアリー - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/asari_no_miso_soup/38948672.html
もちろん、何の当てもなくHDDを何とかしようと思っていたわけではありません。
上記リンク先でも示している通り、RECBOXのHDDの一部のパーティションはファイルシステムがxfsであることは認識していました。
で、東芝の液晶テレビ REGZA で外付けHDDに録画した番組が壊れたときに・・・
〇 ●「HDD認識しない」パソコンでレグザUSBハードディスクを復旧・修復 - レグザREGZA研究
http://www.4682.info/repair
Ubuntuなりなんなりを使ってUSBハードディスクに対してxfs_repairを実行してやることで、ファイルシステムの障害を復旧しましょうという話なのですが、これを実行することでREGZAで認識できなくなったHDDを復旧することができるそうです。
ここで思ったわけですよ、「xfs」とな・・・ と。
RECBOX内のHDDは、一部の領域はxfsというファイルシステムで構成されているということは先述の通りです。
この中身は、パーティションのサイズから推測すると、録画データが大量に保存されているのだろうということが容易にうかがえます。
もしかしたら、このパーティションが何らかのRECBOXの誤動作により複雑になってしまい、これが原因で録画番組のインデックスが生成できず、ずっと緑ランプ点滅状態でつんでいるのか・・・と。
で、私はKNOPPIXで作業することにしました。以前、授業で使ったことがあるので。
〇 KNOPPIX Japanese edition
http://www.rcis.aist.go.jp/project/knoppix/
上記リンク先から「KNOPPIX6.7.1 DVD日本語版」をダウンロードし、ISOファイルをDVDに書き込んで起動用ディスクを作成しました。
で、今回障害が発生したRECBOXは、内蔵されているHDDの容量が3TBのタイプなのですが、3TBのHDDの読み書きに対応したHDDリーダライタは残念ながら所有していません。
ただ、今回のためにHDDリーダライタを買うのは、たとえ大切な録画番組を復旧させるためとはいえなかなかの出費になります。

3TBのHDDは、ちゃんと対応したHDDリーダライタじゃないといけないので。。。

というわけで、HDDを・・・

取り外して、デスクトップパソコンの3.5インチシャドウベイに・・・


つっこんで・・・


デスクトップパソコンに取り付けました。
ちなみに、このパソコンについては、これまでほとんど触れてこなかったと思いますが、某匿名巨大掲示板で「鼻毛鯖」と呼ばれているアレです。(いずれ紹介します)
いつもは全番組録画サーバーをやっているのですが、それをお休みしてもらって、今回の作業のために使用することにしました。ちなみに、ちゃんと3TBのHDDに対応しているみたいですよ。
先ほど作成したKNOPPIXのDVDをDVDドライブにつっこむと、KNOPPIXが起動しました。

(これは終了画面ですけど)


「ディスク・ユーティリティ」を開くとこんな感じ。
「ディスクにはほんの数個のバッドセクタがあります」と表示されていますが、とりあえず気にしない(実はあとで気にすることになりますが)
今回やりたいのは、xfs_repairによるxfsファイルシステムの修復です。

KNOPPIXを前にいじったことがある・・・とはいえ、ほとんど知らないので(えっ
とりあえず、/dev/sdc にRECBOXのHDDがあるみたいです。パーティションの数も一緒(6つ)。

先の「ディスク・ユーティリティ」の画面から一番大きなパーティション(xfsファイルシステム)は/dev/sdc6であることがわかる(はず)なので、ターミナルを開いて
sudo xfs_repair -Lv /dev/sdc6
を実行します。すると・・・
なにかゴチャゴチャと出てきて、

done
と表示されました。無事に完了したみたいです。
ちなみに、このとき表示されたログは
http://space.geocities.jp/asari_no_miso_soup/blog/recbox/recbox_log.txt
ここに貼ると文字数オーバーになるので別のところにおいておきます。
ログの途中には、何か見覚えのある文字列も・・・。
何が入っていたのかは、このパーティションの中に入れればわかるのかもしれませんが、その方法がわからないというね・・・。
Windowsのエクスプローラーみたいな感じで、/dev/sdc6の中身を見ることはできませんでした。
さて、とりあえずパソコンの電源を切って、HDDを取り出し・・・

RECBOXの中に戻して、すべてを元に戻します。

設置しました。あとは電源ケーブルを接続するだけです。怖い怖い・・・
はい、前に見た状態でしたよ、緑ランプ点滅状態でしたよ・・・。
結局、xfsパーティションが複雑になったから起動しないというわけではなかったようです。
xfs_repairによっていくつかの何かが操作されたみたいですが、それは別に今回の件とは何の関係もなかったようです。
でも、あきらめきれないので・・・次回に続く
あぁ、あまり期待を持たれてもあれなので言っておくんですけど、結局、現時点で復旧していないんですよね。
うむむ・・・。
最後にもう1回。
すべて自己責任でお願いします。何かあっても当方は何も責任を取りません!
あと、私は3TBのHDDが手元にないとか、そういう理由でバックアップを取らずにオリジナルHDDをそのまま使っていますが、バックアップなりコピーなりをとってやった方が絶対にいいです!