あさりのみそしるダイアリー

ココロおだやかに暮らしてます😌

RECBOXほしいよね!

新しいテレビが届いてまだ1週間もたっていないわけですが、やっぱりいいですよね。
2倍速表示に対応しているので、私が使用しているディスプレイよりも動きがなめらかです。
まぁ、液晶ディスプレイと、テレビに特化しているというか、テレビそのものである液晶テレビを比較するのもあれなんですけど。

で、今のテレビはインターネットに接続できるんですよ。
我が家が新しく購入したSONYの液晶テレビ「BRAVIA KDL-32EX700」は、YouTubeのような動画共有サイトのほか、インターネットブラウザを備えていて、ウェブ検索や、価格コムのようなサイトの閲覧もできます。まぁ、所詮はテレビのブラウザなので、機能面でも制約はあるし、電話回線でネットやってるのかよってくらいのもっさり動作で、たえられないというのが正直な感想ですが。あと、操作がリモコンなのもちょっとね。

そんでもって、インターネットブラウザを搭載しているということで、私の持っているマイウェブサーバー機能内蔵のアイオーデータのネットワークHDD「HDL2-S2.0」のウェブサーバーにアクセスしてみました。
パスワードで保護していたのですが、ちゃんとログイン機能にも対応していたし、表示もしっかりとされていました。ということは、コイツでなんか情報を家の中向けに配信したり、リナザウでCGIを回して、録画タイトルのDVDなんかをレンタルみたいなかんじでやってみたり・・・といった応用も効きそうです。毎回ログインするのはちょっとあれなので、パスワードは今のうちからはずしちゃいました(パスワードの保存機能はなく、毎回リモコンからテチテチ入力するのも時間がかかって、使いたくなくなりますしね。そのかわりルーターがコイツをしっかり保護しています)。

そんでもって、今回話題にしたいのはDLNAというもの。
いわゆる、家庭内のネットワークを利用した動画や写真、音楽ファイルのようなメディアファイルの共有システムです。

この機能を使うと、たとえばDLNAサーバー化したパソコンや、最初からDLNA機能を搭載している「HDL2-S2.0」のようなNAS、あるいはバッファローの無線LANルーター「WZR-HP-G300NH」が持っているUSB端子に接続された機器をメディアサーバー化する機能を持っているものたちの中に保存されているメディアファイルを共有できるわけです。
共有というのは、たとえば、携帯端末やパソコンなどのDLNAクライアントソフトからそういったものをネットワークを通じて家の中であればどこにいても見ることができるし、メディアプレーヤーやもともとDLNAクライアント機能を搭載したテレビであれば、ネットワークに接続されていればどこの部屋からでもメディアファイルを見ることができるわけです。

でもって、さらに上位を行くのがDTCP-IPに対応したDLNA。
デジタル放送の場合、著作権保護の観点から丸裸なデータをネットワーク上に放流することが許されないため、暗号化をしてネットワーク上の機器にデータを転送する必要があります。これをするための技術規格がDTCP-IPであり、DTCP-IPに対応していないDLNAクライアントソフトやデバイスでは、たとえDLNAに対応していても、著作権保護されたデジタル放送の録画コンテンツを見ることはできません。
従って、レコーダーなどで録画したテレビ番組を共有する場合は、DTCP-IPに対応したDLNA機能でないといけないわけです。もちろん、アナログ放送や一部の番組では著作権保護の技術が施されていない場合があり、このような番組の録画コンテンツであればDTCP-IPに対応していないDLNAクライアントでも共有することができます。

さすがに、DLNAならまだしもDTCP-IPなんてほとんどなじみのない言葉なので、「デジタル放送の録画番組を別の部屋でもみられる」というような売り文句のみられるものであれば、対応しているとみてもいいかもしれませんね。

SONYの液晶テレビ「BRAVIA KDL-32EX700」は、DTCP-IPに対応したDLNA機能を搭載しているため、家の中のネットワーク上にある、たとえば自分で撮影した写真や動画、iTunesなどで購入した音楽ファイルのほかに、レコーダーで録画したデジタル放送のテレビ番組を、テレビをそのネットワークに接続しさえすれば、場所を問わず好きな時に好きなだけみることができるわけです。

ちなみに、あえて書いておきますが、レコーダー内の録画コンテンツを共有するためには、レコーダーがDTCP-IPによるDLNAサーバー機能を搭載していないといけません。また、ネットワーク上にレコーダーを接続しないと、当然共有することができません。
そのほか、RD-S304Kなんかはそうなんですが、TS画質で録画した番組以外は共有できない場合があります。たとえば、SP画質のようなVR画質で録画した番組は共有することはできません。HDVRやMPEG-4 AVCのような規格も対応していない場合があります。


さて、本題に入ります。

これまでに何度も書いてきたことですが、我が家では2階の私の部屋にレコーダーがあり、DLNAに対応したテレビは1階のリビングにあります。この2つはネットワークでつながっています。

RD-S304Kはサーバー機能を搭載しているため、クライアントとなるテレビからRD-S304Kで録画したTS形式の録画コンテンツを共有することができます。

ただ、RD-S304Kには、それはそれはいろいろなコンテンツが入っているわけです。
それは、特に深夜アニメのような私の趣味レベルのものであり(というか自分主導のレコーダーの中身が自分色に染まっているのはとてもとても当然なことでしょう)、今回目的としているのは、録画コンテンツを「家族の誰でもが共有できること」にあるので、RD-S304Kのサーバー機能を使えば今すぐにでも使えるDLNA機能を、個人的な事情で使うことができないわけです。
それに、RD-S304Kが録画をしているときに、クライアントから視聴要請が来るのは、拒否されるとは思いますが、それでもちょっと不安があります。あまり安定していない部分を持っているのでね。

主に前者の理由から、RD-S304Kを配信サーバーとして使用したくないのですが、それでは高画質な録画コンテンツの共有ができず、これまでどおりのDVDにダビング→渡すといった作業でもいいのですが、せっかくのテレビが本来持つ力を発揮できず、これももったいないです。
それに、ネットワーク上でメディアコンテンツを共有できるのに、わざわざDVDに焼くのは手間がかかります。


というわけで・・・
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先述の通り、RD-S304Kからテレビに配信するのはちょっとイヤなので別の手法を考えます。
あまり選択肢はなかったのですが、いろいろ調べてみたところ、アイオーデータのRECBOXがとても魅力的でした。

RECBOXはDTCP-IP対応のサーバー機能を持ったネットワーク上に設置できるハードディスクドライブです。
これに対応したテレビからは、コイツに直接録画することもできます。残念ながら、我が家の新しいテレビはそれには対応していません。

1TBあれば十分なので、「HVL-AV1.0」の購入を視野に入れています。ちなみに、容量の下限が1TBです。
USB端子を備えており、メディアファイルをつっこんだHDDを接続すると、それもDLNAサーバーで配信されるらしいです。

また、スカパー!HDにも対応しており、スカパー!HDチューナーの保存先をコイツにしてやると、レコーダーがなくても番組の録画ができるわけです。ということは、実質的に1チューナー分のレコーダーが増えるということではないじゃないか!
スカパー!HDのほかに、うちのスカパー!HDチューナーは地上波のデジタル放送も受信できるので、そいつも録画することができます。ただ、ちょっといま原因はわかりませんが地デジ視聴ができません・・・。
ちなみに、スカパー!HDチューナーもクライアント機能を搭載しています。

もし、家族のだれか、あるいは(人に見られても困らない)私の録画したい番組があったとして、別にレコーダーを通す必要がなければスカパー!HDチューナーで録画予約をして、RECBOXに番組を保存することができるわけで、こうすると、私は特に手を加えることなく、録画が終了した時点ですでにコンテンツはメディアサーバー上に存在するため、テレビなどのクライアントで視聴することができます。これなら手間がかかりませんね!


現状では、スカパー!HDには契約しておらず、コイツがあるのは弟が放送大学を受講しているためですから(ちなみに放送大学も来年10月にはBSにうつるので、これがなくなるとチューナーが何もすることがなくなります)、あまり働いていなかったのですが、RECBOXを買えば、放送大学の番組も含めてRECBOXに転送し、必要なものはRD-S304Kにダビング→VR変換(?)→LANでパソコンにファイル転送(LANDERDというパソコン向けソフトが第三者から公開されており、これをしようするとネットワーク上に接続されたパソコンとRD系レコーダーで著作権保護のかかっていない番組のやりとりができて便利です)をすればいいのではないかと。VR変換が必要かどうかはわかりませんが。必要だとするとちょっと面倒かもですが、それなら従来通りのアナログ方式での録画方法を続ければいいわけだし。

ちょっと高いのですが、買えば役に立つことだらけのように思います。
早く欲しいな~。


ちなみに、RD-S304KにTS録画したコンテンツは、通常はテレビからRD-S304Kへは、RD-S304Kによるフィルタ設定により見えないようになっていますが、パソコンないしはザウルスくんのブラウザからRD-S304Kの設定画面に入り、設定を変更してやって、テレビでサーバーのスキャンをすることで、RD-S304Kのサーバー機能は解放されます。
みんなが寝静まった夜中にこっそりと新しいテレビの前に行き、リミッターを解除して、いつもよりも大きな画面でぬるぬる動くアニメを鑑賞すると、にやにやがとまりません。

そして思うのです・・・私もこんなテレビがほしい!と。