アイオーデータのLANDISK「HDL2-S2.0」に存在する機能「マイウェブサーバ」がけっこう便利ですね。
リナザウでちょっとアプリケーション開発を進めているのですが(といっても頭からつっかかってもうへたれてきていますが)、必要なファイルがある場合に、いちいちカードを抜き差しするなりUSBケーブルをつなぐなりしなければならないのがけっこう手間がかかって不便です。
回数が増せば増すほど、時間がもったいなく思えてきます。
で、この「マイウェブサーバ」機能を使うと、ローカルなウェブサーバとして機能してくれるため、ウェブサーバの対象フォルダ内にリナザウにうつしたいファイルを置いて、リナザウのブラウザなりwgetコマンドなりでそれを取得してやると、カードの抜き差し、USBケーブルの接続などなしにリナザウでのファイルの受け取りができていいですね。
まぁ、リナザウからパソコンへの送信はできないんですけどね。
あと、常にネットワークに接続していないといけないというのもありますが。
セキュリティのためマイウェブサーバ機能にユーザー名とパスワードを設定していますが、この場合でもブラウザからキーボード入力で認証を受けるか、wgetコマンドなら
wget --http-user=(ユーザー名) --http-passwd=(パスワード) http://(LANDISKのIPアドレス):(マイウェブサーバのポート番号)/(パス)/(ファイル名)
と打ち込めば認証が必要なページでも通りますからね。
パソコンには開発環境がなく、リナザウ上にセルフ開発環境がある場合、パソコンでプログラムを作成して、それをリナザウがダウンロード→コンパイルするというのもいいかもしれないし、それを自動化するスクリプトでも書けば、プログラミング作業とコンパイル作業を並行して行えるかもしれません(もっともエラー箇所はコンパイルした後でないとわかりませんが)。
というわけで、今後も活用してみたいと思います。