総務省によると、地上デジタル放送の全国世帯普及率が、今年の９月末で６９．５％になったとのこと。目標は７２％だったそうですが、３月の調査では６０．７％でしたから、半年で８．８ポイント上昇したということになり、この半年間でいい感じに普及してきたようです。
ちなみに、長野県内の地デジ世帯普及率は６７．９％で全国で３１位。比較的面積が広く、山間部も多いので、平地ならまだしも山間部ではデジタル中継局の建設もされていない地域も少し残っているので、そもそも受信機はあっても受信できないよという地域もあります。その辺は、放送局が努力していかないといけない部分ですね。
また、ケーブルテレビによる地デジの区域内再送信や、アナログテレビを持っている世帯向けのデジアナ変換も実施し、地デジの普及に努めていくことが必要でしょう。
ちなみに、総務省の「デジタル放送推進のための行動計画（第９次）」によると、１２月末で７７％にすることが次の目標とのことです。
地デジ完全移行まであと６２４日です！
