バッファローからパソコン向け地デジチューナーが1機種、リリースされました。型名は「DT-H45/U2」で、今回の製品の特徴はホームネットワーク上で録画番組が再生できるようになる機能を搭載したことだそうです。
○バッファロー「パソコンがHDDレコーダーに変身!パソコンに録画した地デジ映像がネットワーク経由で見えるPC用地デジチューナー」
http://buffalo.jp/products/new/2009/000994.html
パソコンで録画した番組をLAN経由でホームネットワーク上に配信し、DTCP-IP(著作権保護のかかったコンテンツ伝送規格)に対応したプレーヤー(バッファローならリンクシアター、アイオーデータならリンクプレーヤー、他、家電のレコーダーや東芝の液晶テレビ「レグザ」などが対応)で再生できるので録画に用いたパソコンでなくても、リビングのテレビなどで録画した地デジ番組が見れるということ。
わざわざメディアにダビングしなくてもいいので、手軽に楽しめます。
といっても、すでにアイオーデータの第2世代地デジキャプチャ(および第3世代デジタル3波キャプチャ)では対応しているんですけどね。
バッファローの地デジキャプチャの強みは、受信した映像をハード側で変換できるので、少し古いパソコン(スペックの比較的低めのパソコン)でも画質を落とすことで快適に視聴できる点ですね。
あと、タイムシフトや録画番組の早見再生にも対応している点、録画しているHDDの容量が足りない場合は別のHDDに切り替えて録画を続行できる(リレー録画)点も評価できます。
これらはアイオーデータの地デジキャプチャにはない機能なので、アイオーデータにもこの辺の機能をとりいれてもらいたいところですけどね。
ただ、ここにきてデジタル3波対応製品がまだ出ないというのにはすこしがっかり・・・
はやくBSデジタル放送がパソコンでも見られるようになることを祈ります。