録画したはずのファイルが mAgicガイド Digital に表示されていない場合、録画が行われなかったか、ファイルは存在するがガイドに表示できない理由があるか、またはその他の原因があげられます。
「mAgicTVD\Record」フォルダ内に録画年月日、時間、番組名のついたフォルダがあるので、ガイドに表示されていない録画ファイルの存在するフォルダを開いてみましょう。ここで存在しない場合は録画に失敗したということです。
開くと、「DGNO」ファイルと「XUR」ファイルが存在することに気付きます。
XURファイルは録画番組の映像そのもののファイル。DGNOファイルは録画番組に関する情報が入ったファイルです。
ちなみに、ここからDGNOファイルをダブルクリックする方法でも、mAgic Player Digital が起動して、録画番組を再生することができます。
で、そうしたときに上の画像のようなエラーが出た場合、DGNOファイルが壊れていることが考えられます。このファイルはXMLみたいなフォーマットのファイルなので、メモ帳などで開けます(メモ帳だと心もとないので、EmEditor などおすすめですが)。
たぶん、文字化けしていることかと思います。
というわけで、文字化けしていないDGNOファイルをさがして中身をコピーし、文字化けしている方にすべて貼り付けて、タイトルとファイル名(XURファイルのパス)のところだけ編集して上書き保存しましょう。そうすると、録画ファイルそのものに異常がなければ再生できます。
なんでこんな状況になったのか、皆目見当がつきません。録画ファイルのいくらかに異常があるのと同じ原因なのかもしれません。でも、1ファイルだけ復活できたので、DVDにダビングしました。よかったよかった。
ちなみに、ダビング可能回数はDGNOファイルには記述されていません。レジストリにも、設定ファイルにも含まれていません。ダビング可能回数は、録画ファイル(XURファイル)にくっついているようです(たぶん)。なので、いくらファイル名を変更したりなんかしたからと言って、ダビング回数が無限に増えることはありません。9回コピー、1回ムーブの仕様通りになっています。ちょっと確かめてみたことではあるけれども、まぁ推測ですけどね。
でも、複雑に入り組んだことをすればパソコンなら可能かもしれませんが、はっきり言ってそこまでしてダビング回数を増やす理由がありません。1回ダビングしたらファイル消しますから。