とりあえず今日のネタはこれが最後かな。
地上デジタル放送の受信機の普及が、ゆるやか~に進んでいますが、さてさて、2011年7月24日にアナログ放送が終了し、地上デジタル放送に完全移行したその先には何が待っているのだろうか?
いろいろ調べてみると、面白いものがある。
その前に・・・
世界的な不況などなどが原因で、地デジ受信機の普及が遅れつつあり、Xデーまでにそれが完全に普及した形になるかどうかも危うい感じになってきていて・・・
でも、Xデーを延期すると、ただでさえアナログとデジタルを両方管理しなくてはならず、お金の面で困っているテレビ局が、さらにこまったことになってしまうので、延期はほぼ無理。
でも、デジタル放送を終了してしまうと、アナログからの乗り換えが終わっていない視聴者はテレビを見られなくなってしまう。
というわけで、政府が設備の追加投資を支援しつつ、ケーブルテレビでアナログ放送をアナログ放送終了の3~5年間、流すという策がとられるみたい。テレビ局が放送するのはデジタル放送のみなので、これを再送信する際にケーブルテレビ側でデジタル波をアナログ波に変換して送出する、ということ。
なので、ケーブルテレビを契約していれば、デジタル放送に対応していないアナログテレビでも、長くとも2016年まではテレビを視聴することができるんだとか。
実際に実施されるかどうかとか、詳細なことについては、まだ検討中のため未確定ですが、Xデーまでにデジタルに対応できない場合でも、アナログでテレビが見れるかもしれませんね。
さてさて・・・
インターネットが普及し、オンラインでいつでもどこでもさまざまなストリーミングビデオなどのメディアに触れることができるようになり、別にテレビなんか見なくても十分ネットでやっていける・・・と、テレビ離れが進行しつつあり、テレビ局から見ればまずい状況なのですが、テレビを見捨てるのはまだ早いんじゃないかなって。
まぁ、個人的なことを言えば、私はテレビ大好き人間なので、放送界についてはいろいろ調べたりなんかしているわけですが・・・
今のデジタル放送もアナログ放送と比べれば相当キレイな高画質な映像で、迫力もありますが、これをもこえる「スーパーハイビジョン」というもっと高画質な映像が楽しめちゃうかも。もっとも、どちらかというとBS向きですけど。
で、スーパーハイビジョンはとてつもなく高画質で画素数が多いので、「立体テレビ」に応用できるかも。
立体テレビは、眼鏡をかけなくても、どの方向から見ても立体的に見える映像を家庭用テレビで楽しめるもの。2025年をめどに本格稼働するらしいですが・・・
技術が進歩するに従って、テレビそのものもより高度なものに変わってくるみたいです。デジタル放送への移行も技術の進歩を垣間見る1つのイベント(もっとも、国民によりキレイなテレビを見せてやりたい・・・というのがねらいではなく、ギュウギュウにつまった電波の整理をするためですけど)。
白黒テレビがカラー化し、BSアナログ放送が終了し・・・
私が知っているテレビの変化はここ10年もないくらいせまい範囲のものですが、ニュースなんかは特にCGが多用されていて、さも人の手で持っているようなクロマティや、その場にあるかのようなCGの物体、本当は別の場所にいるはずの人が同じスタジオに立っている・・・
これからもどんどん進化していくんでしょうね。まぁ、進化に合わせて人もまたそれに合わせる必要がありますけど。
テレビ業界もまだまだ見はなせませんよ。