かつてのコマンドプロンプトの代わりに使われることが多くなったであろう、Windows向けの新しいコンソールアプリ「PowerShell」。
今は、GitHub上でオープンソースプロジェクトとして稼働しており、WindowsだけでなくLinuxやmacOSなどでも使えるようになっています。
一方、Windows向けに最初からインストールされているPowerShellは少しバージョンが古いようで、起動するたびに
新しいクロスプラットフォームの PowerShell をお試しください https://aka.ms/pscore6
と言われます。
なんとなく古いものを使わされている感が否めないですよね。
ということで、今回はこれをアップデートします。
最新版のPowerShellは、こちらで配布されています。
画面右上の「PowerShellのダウンロード」をクリックします。
GitHub上のダウンロード一覧画面が、下の方にスクロールしていくと表示されるので、お使いの環境に適したものをダウンロードします。
この記事の執筆時点で、最新バージョンは 7.1.3 です。2021年3月11日にリリースされたようです。
64bit OSであれば、「PowerShell-(バージョン)-win-x64.msi」をダウンロードするのがよいでしょう。
ダウンロードしたファイルを実行して、画面の指示にしたがってインストールします。
下2つは自分でチェックを追加しました。
右クリックメニューに最初から「ここで開く(Open here)」があれば、いちいちSHIFTキーを押しながら右クリックをする必要もないです。
※デフォルトの機能として、SHIFTキーを押しながら右クリックすると、メニュー内容が少し増えて「PowerShell ウィンドウをここで開く」などの操作ができるようになります。
インストールが終わりました。
画面左下の「Launch PowerShell」にチェックを入れておくと、画面を閉じた後に自動的に「新しいPowerShell」が起動します。
新しいPowerShellがどうとか言われなくなりました。
またアップデートされたら分かりませんが。
PowerShellの新旧の違いは、ここにまとめられています。
新しいのをインストールしても、古いPowerShellはそのまま残っています。
別記事の Windows Terminal のデフォルトを新しいPowerShellにするならば、Windows Terminal の設定画面から「既定のプロファイル」を「PowerShell」に変更しておくとよいでしょう。
これで快適なコンソール環境が整ったってところでしょうか?(`・ω・´)