東芝メモリ(現キオクシア)がかつて製造販売していた、Wi-Fi機能内蔵SDカード「FlashAir」。
2021年5月をもって、画像のW-03シリーズはサポート終了となります。
今回は、最新版ファームウェアにFlashAirの中身のソフトウェアをアップデートします。
なお、ファイルのダウンロードについては以下で触れています。
アップデートツールをインストールする
ダウンロードした「FlashAirFWUpdateToolV3_v30002_Cw.zip」を展開し、中にある「FlashAirFWUpdateToolV3_v30002_C.exe」を実行します。
日本語で「OK」。
「次へ。」をクリック。
インストール先はデフォルトのまま、「次へ」をクリック。
「インストール」をクリック。
ユーザーアカウント制御画面が出てくるので「はい」をクリックし、インストール完了まで待ちます。
インストールが終わったら、「完了」をクリック。
アップデートを実行する
まず、FlashAirをPCのSDカードスロット(またはSDカードリーダーライター)に挿入します。
中に必要なデータが入っている場合は、必ずデータをHDDなどにバックアップしてください!
すでにフォーマット済みの場合は、そもそもデータがないので大丈夫です。
アップデートツールをインストールすると、デスクトップに以下のアイコンが出現するので、これをダブルクリックしてアプリを起動します。
起動するとユーザーアカウント制御画面が出てくるので「はい」をクリックします。
起動すると以下の画面が表示されるので、不要なアプリを終了するなどし、OKをクリックします。
リストからFlashAirのドライブを選択します。
※ここでは、KドライブがFlashAirのドライブですが、環境により異なります。
「更新」をクリックします。すると、以下の画面が表示されます。
FlashAirの取り出し操作をPC上で行い、「安全に取り外すことができます」という表示が出てから、FlashAirをSDカードスロットから取り外します。
FlashAirをふたたびSDカードスロットに挿入(またはSDカードリーダライターを再接続)します。
アップデートツールの画面が以下のように切り替わっているので、挿入後に「OK」をクリックします。
バージョンの確認が始まります。
アップデートが必要な場合は、以下の画面が表示されるので、「OK」をクリックします。
必要なファイルのコピーが始まります。
先と同様に、またFlashAirをPCから取り外します。
ふたたびPCにFlashAirを挿入して「OK」をクリックします。
アップデートの準備が始まります。
また取り外します。
ふたたびPCにFlashAirを挿入して「OK」をクリックします。
アップデートが始まります。
また取り外します。
ふたたびPCにFlashAirを挿入して「OK」をクリックします。
バージョンチェックが始まります。
正常に完了すると、以下のように表示されます。
「OK」をクリックして終了します。
アップデート手順は以上です。
FlashAirを複数枚持っている場合は、これと同じことを枚数分繰り返します。
FlashAirの着脱操作が多くめんどいですが、仕方がないですね(´・ω・`)
でも、これで最新バージョンのFlashAirを使えるようになりました。
もうW-03向けにファームウェアが更新されることもないでしょう・・・(´・ω・`)
ファームウェアのアップデートにより設定が初期化されました。
次回は初回セットアップをやっていきたいと思います。
ちなみに、いったん書き込んだファームウェアは、FlashAirをフォーマットしても残るので、もうアップデートツールは不要になります。アンインストールしても問題ないですが、もし今後フリマアプリなどでW-03を入手する可能性があるならば、残しておいてもいいでしょう。