今回ひと言も触れていませんが・・・ゴールデンウィークですね。
皆さんいかがお過ごしでしょう?(´・ω・`)
私は今年も部屋の不用品をフリマ出品する日々です。段ボール換算で180リットルのスペースが解放されました。牛乳パック180本分ね。
で、いろいろ部屋を整理していて見つけたのがコレ。
東芝がかつて製造販売していたFlashAirです。
無線LAN通信機能がこのSDカードの中に組み込まれています。
従来のSDカードとしての保存領域に加え、サイズはSDカードと同じままにWi-Fi機能まで取り込まれていたこの製品は、当時なかなか物珍しさに注目されていたはず。
これが販売されていた当時、楽天市場で3000円くらいで購入しました。
現在では、半導体部門を担っていた東芝メモリ株式会社が東芝本体から切り離され、2019年(令和元年)10月からキオクシア株式会社として活動を継続しています。
一方で、東芝ブランドとして製造販売されていた「FlashAir」や、SDカードに近接無線通信機能を組み込んだ「TransferJet」は、2018年~2019年にかけて生産終了となり、市場からも社名変更と同じ頃から姿を消しました。
権利関係など、東芝本体から引き継げなかった何かがあったのか、あるいはWi-Fi機能がカメラ本体に組み込まれつつある中、あるいはカメラ市場自体がスマホのカメラにおされる中で、Wi-Fi機能内蔵SDカードの需要が無くなっていくだろうという判断なのか、事情は分かりませんが。
今、中古市場に流通しているのは、店頭在庫や個人が手放したものになります。
価格も2倍以上に高騰していて、画像のW-03 32GBモデルだとだいたい7000円前後で取引されているようです。
Wi-Fi機能付きカメラが出てきているとはいえ、今手持ちのカメラがそうとも限らなかったり、あるいは期待どおりのふるまいでは無かったりする場合もあることも事実。
SDカードにWi-Fi機能が内蔵された製品として、さきがけはEye-Fiだった気もしますが、こちらもすでに生産終了とのこと。
↓ちなみにコレは壊れた(´・ω・`)
同様の製品で今普通に買えるものは、Amazonに品質のあやしい海外製品が流れているくらいしかなく、実質「無い」に等しい感じです。
お手軽価格で、国内の電波法に適用(技適が通っている)していて、よく知っているメーカー品としての東芝「FlashAir」は、失ってはじめてその貴重さを理解できた形ですね。
※ちなみに上の画像のEye-Fiは日本国内向けモデルなので、Made in USAですが、表面の〒マークにあるように、技適が通っています。Amazonの謎デバイスは品質以前に技適の関係で日本国内では使っちゃいけないんじゃないかな?(´・ω・`)
そんな FlashAir ですが、私が持っている「SD-WEシリーズ W-03」の関連ソフトウェアの配信およびサポートが今月いっぱいで終了します。
今年2月15日のニュースリリース
FlashAir「SD-WEシリーズ<W-03>」関連ソフトウェアの配信終了およびサポート終了について
にあるとおり、2021年5月末をもって、ソフトウェア配信を含めて終了するとのことです。
W-04シリーズはもう少し先なのかな?
なお、W-02シリーズは 2020年1月にすでに終了しています。
W-03のサポート終了の対象製品は
SD-WE008G / SD-WE016G / SD-WE032G の3製品です。
※それぞれ、W-03 の 8GB / 16GB / 32GB が該当。
また、下記のソフトウェアも配信・サポート終了となります。
・FlashAir W-03 ソフトウェア更新ツール(ファームウェア更新ツール)
以下は、W-03のサポートが終了します。
・FlashAir 設定ソフトウェア (Windows / Mac)
・FlashAir アプリ (Android / iOS / iPadOS)
※脆弱性の修正や、最新OSへの対応もされなくなります。
W-03シリーズを持っている方は、今後も使い続ける場合、今月中にアプリやソフトウェアのダウンロードを行っておく必要があります。
掃除の結果、ちょうどいいタイミングで気づいてよかったですね(`・ω・´)
記事が長くなったので、いったん区切ります。
次の記事では、W-03シリーズに必要なソフトウェアのダウンロードについて取り上げます。